【10年分】土地家屋調査士の難易度と合格率を解説

土地家屋調査士試験を受験したいけどどれくらい難しいんだろう?

合格率は低いって聞いたけど実際どうなの?

何年も落ち続けるのは嫌だな・・・

そんな疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 10年分の合格率の分析結果
  • 他の資格との難易度の比較
  • 土地家屋調査士試験が難関だと勘違いされている理由

土地家屋調査士試験の難易度についてネットで調べると「クソ難しいよ!合格率もめちゃくちゃ低いからな!!」という風に書いてありますよね。

「独学は無理ゲー」みたいな意見もあります。これって本当なのでしょうか?

結論から言うと世間で言われているほど土地家屋調査士試験は難関ではないです。

あと独学でも普通に受かります。実際に私自身が独学で合格しています。

今回はこの試験の難易度を合格率という視点から掘り下げて考えていきます。

実際に試験を受けた経験をもとに解説していきますので、これから勉強を始める方の参考になると思います。

 

ケン
ケン

私は平成30年度の土地家屋調査士試験に合格した現役の土地家屋調査士です。

勉強期間は半年で、しかも独学です。

他に所有している資格は行政書士、宅建、管理業務主任者、簿記などです。

 

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土地家屋調査士の難易度と合格率(午後の部)

10年分の合格率まとめ

年度 合格率(%)
平成22年度 8.35
平成23年度 7.71
平成24年度 8.38
平成25年度 8.77
平成26年度 8.82
平成27年度 8.82
平成28年度 8.92
平成29年度 8.69
平成30年度 9.54
令和元年度 9.67

まずは合格率から確認していきます。表にしてみました。

過去10年のデータから分かる合格率の平均は8.6%です。

毎年4500人の受験者がいて、そのうち400人くらいが試験に合格しています。

数字が大きくて分かりにくいので規模を小さくしてみましょう。

合格率が8.6%というと、100人の受験者がいたら9人程度しか受からないってことです。

学校の成績で言うと上位TOP10に入らないと不合格ってことですね。

過去10年の難易度の変化

近年の土地家屋調査士試験の合格率は上昇傾向にあります。

先ほどの合格率8.6%という数字は過去10年間の平均値ですが、最近の合格率は9%を超えています。

例えば、令和元年度の試験の合格率9.67%もありますね。

合格率が高くなったということは試験が簡単になったのかな・・・?と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

近年の合格率が高い理由は受験者数が減っているからですね。

試験自体の難易度には大きな変化はありませんので、最近の試験が簡単だと安易に決めつけてはいけません。

他の資格試験の合格率と比べてみる

「土地家屋調査士試験の合格率は分かった。じゃあ他の資格試験を比べてどうなの?」

という読者の声が聞こえてくるので、ここからは他の資格試験の合格率をざっくりと紹介していきます。

有名な資格試験の合格率

  • 簿記・・・1級:8.5~10%、2級15~25%、3級:50%
  • FP(ファイナンシャルプランナー)・・・1級:12%、2級:25~30%、3級:70%
  • 社会福祉士・・・27%
  • 中小企業診断士・・・15~25%
  • 税理士・・・12~17%
  • 公認会計士・・・10%
  • 社会保険労務士・・・3~9%

よく比べられる資格試験

  • 宅地建物取引士・・・15~17%
  • 測量士・・・15%
  • 建築士・・・1級:12%、2級:24%
  • 行政書士・・・10%
  • 管理業務主任者・・・20%
  • マンション管理士・・・8%
  • 司法書士・・・3%

ぶっちゃけ合格率は当てにならない

土地家屋調査士試験の合格率(8.6%)と近いのは簿記1級、行政書士、マンション管理士などですね。

あと私自身も驚いたのですが、公認会計士よりも土地家屋調査士の方が合格率が低いんですね。(公認会計士の合格率は10%程度)

誤解しないでほしいのですが、試験自体の難易度は公認会計士の方がはるかに上です。

公認会計士の場合は受験者のレベル自体がかなり高いですからね。

合格率だけを比べれば土地家屋調査士の方が難しそうですが、実際はそうではないってことです。

てかぶっちゃけ、合格率ってあんまり信用できないんですよね。試験の難易度は合格率ではなく、受験者のレベルによって決まりますから。

合格率が低い=難易度が高いということではないってことです。

土地家屋調査士試験の誤解

世間では土地家屋調査士試験=難関であるというイメージがあります。

合格率が8%程度なのでめちゃくちゃ難しいと思われているんでしょうね。

個人的にはこのイメージは間違っていると思います。

私も勉強を開始する前は土地家屋調査士試験=かなり難しい試験だと思っていたのすが、実際に受験してみるとそうでもないと思いました。

もちろんちゃんと勉強したのですが、何年も落ち続けるレベルの難易度ではないです。

試験前に集中して勉強すれば半年での合格も可能です。

参考:【必読】土地家屋調査士に独学で合格できる勉強時間は?《半年と1年の合格パターンを紹介》

ちなみに私は地頭はそこまで良くないし、高卒だし、勉強はあまり好きじゃないタイプです。しかも未経験だし。TS?なにそれおいしいの?ってレベルです。

そんな私でも半年間の独学で試験に受かっています。ということは測量経験者なら私よりは有利なはずです。でも、ここである疑問が浮かびます。

「経験者でも落ちてる人が多いのは何で?」

測量の知識がほとんどない私が受かって経験者が不合格・・・このパターンは珍しくありません。

何故このような現象が起こるのでしょうか?その理由は2つあります。

(理由1)そもそもあんまり勉強していない

この試験を受ける人は土木関係や不動産関係の仕事についている人が多いです。年齢は30~40代がほとんどですね。

仕事をしながら資格の勉強をしている人が多いのであまり勉強できずに本試験を受ける人も多いです。

当たり前ですがちゃんと勉強しないと普通に落ちます。世間が言うほどの難しさではないにせよ、適当な勉強で受かる試験ではないですからね。

(理由2)勉強が苦手な人が多い

ぶっちゃけ、土木関係の仕事をしている人はあんまり頭が良くないです。(もちろん例外もあります)

ここでいう頭の良さ=試験勉強の上手さ、という意味です。仕事ができないという意味ではありません。

学生時代にあまり勉強をしていなかった人が多いってことです。普段から勉強をする習慣が無い人も同様ですね。

こういうタイプの人は勉強することに慣れていないので合格するまでに何年もかかるんですよね。簡単に言うと要領が悪いんです。

  • ろくに勉強しないまま受験をする人
  • 勉強が苦手な人

このパターンの受験者が多いので土地家屋調査士試験が難しいというイメージが定着しているのだと思います。

何度も言うように合格率が低い=難易度が高いというわけではないです。

8.6%という合格率は数字上では低いですが、実際の難易度は数字ほどでもないってことですね。

毎日きちんと勉強すれば普通に受かります。

「適当なこと言って煽ってんじゃねーよ!」と言われそうですが、実際に私が一発で合格しているので間違いないです。経験が証明しています。

測量未経験の私でも普通に受かりましたからね。なので、少しでも測量についての知識があるなら、少なくとも私よりは有利だと思います。

せっかく興味があるのに、合格率が低いからという理由であきらめている人はもったいないですよ。

しつこいですが、合格率が低い=難易度が高いというわけではないですからね。

「じゃあ俺も頑張って勉強してみようかな!」って思った人は具体的にどのように勉強を進めていくのかを知っておきましょう。

参考:【土地家屋調査士】試験合格・独立開業までのロードマップ《初心者向け》

【土地家屋調査士】試験合格・独立開業までのロードマップ《初心者向け》
私が土地家屋調査士試験に合格した方法をまとめました。初心者向けに丁寧に解説しています。

今回の記事はここまでです。では!

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