【土地家屋調査士試験】択一の勉強方法&対策まとめ《半独学がオススメ》

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土地家屋調査士試験の択一って過去問だけやればいいの?

独学で勉強してるんだけど、過去問だけじゃちょっと不安。

オススメの勉強方法とかあったら知りたい。

そんな疑問に答えます。

私は現役の土地家屋調査士です。1年の独学で未経験から一発合格しています。本番での択一式の得点は満点でした。

参考:《土地家屋調査士》1年の独学で合格した勉強方法【完全初心者】

土地家屋調査士試験は択一式と記述式がありますが、効率よく合格したいなら択一の問題で高得点を取るべきです。

というか択一で点数が稼げないと合格するのはかなりキツイです。

参考:【土地家屋調査士】択一で逃げ切れ!合格できるベストな配点を経験者が解説

では、択一で高得点を取るためにはどのように勉強すればいいのか?

このテーマについて今回解説していきます。

この記事を読むべき人

  • 独学で勉強をしている人
  • 択一の勉強方法について詳しく解説しているサイトがないから困っている人
  • 過去問だけやっても高得点がとれるとは思えない人
  • 実際に過去問をやっても基準点を超えなかった人

 

こちらの記事は動画で見ることができます。

【土地家屋調査士試験】択一の勉強方法&対策まとめ《半独学がオススメ》
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土地家屋調査士試験の択一の勉強方法&対策まとめ

択一を勉強する大まかな流れ

まずは大まかな流れを説明します。こんな感じです。

  • 過去問をひたすら繰り返す(1~3ヵ月)
  • 実践答練を解く(1ヵ月以内)
  • 解けなかった問題を繰り返す(隙間時間に復習)

過去問をひたすら繰り返す

まずは過去問を解きます。いきなり過去問!?って感じですが、他に使えるテキストや問題集がないので妥協します。

使う問題集は「土地家屋調査士 択一式過去問 (日建学院)」です。

こちらの問題集は8年分の過去問が分野別に載っています。

この問題集をとにかく繰り返します。

最初は全ての問題を解いてみて、2周目、3周目と繰り返していくうちに解ける問題と解けない問題が出てくると思います。

3周目からは解けない問題に印や付箋などをつけて、その部分だけを重点的に解いていけばいいです。

注意点ですが、実務経験者ならともかく、未経験者にとってはかなり難しく感じると思います。

私自身も初めての受験&未経験だったので解き始めは意味不明すぎて死にそうでした。

ですが、1ヵ月目くらいでだんだん慣れてきて、3ヵ月目にはサクサク解けるようになったので安心してください。

挫折しなければ絶対に理解できるようになります。

一日4時間くらい勉強できるなら3ヵ月もあれば8割くらいは理解できるようになるはずです。

理解が早い人なら1ヵ月くらいで終わります。

民法を初めて勉強する人

法律系の資格を初めて取る人は民法の勉強をした方がいいですね。

択一の問題の1~3問目は民法が出るのですが、全部で7.5点もあります。捨てるのはもったいないです。

ただ、民法の初心者は過去問だけでは理解ができません。

別のテキストを読んで基礎をざっくりと理解してから過去問を解いたほうがスムーズです。

オススメのテキストは「民法が分かった(法学書院)」ですね。

このテキストは法改正にも対応しているし、評価もかなり高いテキストです。他の資格試験の勉強でもよく紹介されている有名なものです。

土地家屋調査士試験に出る民法の範囲は限られているので、よく出る問題の項目を読んでから過去問を解いてみるといいです。

民法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

参考:【民法改正】土地家屋調査士試験の民法はどうやって勉強する?

【悲報】過去問だけでは演習不足

過去問が完璧でも基準点に届かないかも

ここで悲報です。先ほど紹介した日建学院の過去問には8年分の問題が載っています。

全部で800個の選択肢があるので割とボリュームがありますね。(1問あたり5個の選択肢×20問×8年分です)

この過去問を全て完璧にすれば、記述式の出題内容は理解できるようになります。

ですが、これだけやっても本試験の択一で高得点が取れない可能性が高いです。

人によっては基準点にすら届かないかもしれないです。

800問も解いたのに!?って感じですが、残念ながら事実です。

というのも、過去問だけでは圧倒的に演習不足なんですよね。

実際に私自身も過去問を完璧にした段階で、解かずに残しておいた最新の過去問を解いてみましたが基準点に届きませんでした。

その直後に東京法経学院の模試を受験した時も14問(35/50点)くらいしか取れなかったです。

何でこれだけやっても満点がとれないの?って思いますよね。

実はこの試験は過去問をやっただけでは高得点がとれないように、問題の難易度を調整しているんですよね。

択一で逃げ切らないと合格は厳しい

調査士試験は択一で高得点を取れば、ちょっとくらい記述式で失敗しても合格が可能です。

だから、過去問+αの知識をつけて高得点(できれば満点)を狙うべきなんですよね。

択一で逃げ切るべき理由についてはこちらで詳しく解説しています。

参考:【土地家屋調査士】択一で逃げ切れ!合格できるベストな配点を経験者が解説

択一で逃げ切るなら過去問よりももっと難しい問題を解くか、よりたくさんの演習をする必要があるわけです。

択一の問題演習の方法

では、どうやって問題を手に入れるのか?方法は2つあります。

  • 予備校の実践答練を受ける
  • オークションサイトなどで問題を手に入れる

予備校の実践答練を受ける

独学のデメリットは市販で手に入れられる問題が少なすぎることです。

これは、土地家屋調査士試験が独学では無理だと言われている理由のひとつですね。

参考:土地家屋調査士試験の独学が無理と言われる4つの理由《体験談あり》

残念ながら、過去問の後に勉強するための問題集が売っていないんですよね。

なので、もっと多くの問題に触れたいと思うなら予備校で実践答練を受けるしかないです。

実践答練が受けられるオススメの予備校

実践答練を実施している予備校は全部で5つあります。

  • アガルートアカデミー
  • LEC
  • 東京法経学院
  • 日建学院
  • 早稲田法科専門学院

 

予備校名 料金 回数
アガルートアカデミー 79,800 6
LEC 187000 26
154,000 16
110,000 10
東京法経学院 187,000 21
147,400 14
日建学院 180,000 20
早稲田法科専門学院 41,800 8
69,300 12
75,900~129,250  15

 

基本的には受講回数が増えれば料金が高くなります。

個人的には実践答練の数は10回程度でいいと思っています。

というのも、10回分の問題が手に入るなら・・・

  • 択一式:20問×5肢×10回分=全部で1000個の選択肢が見れる
  • 記述式:土地・建物それぞれ10題ずつ=合計20問の問題が解ける

こうなります。これだけあれば十分です。全部完璧にすれば、高確率で高得点~満点が狙えます。

「これだけで足りるのかな?」と思うかもしれませんが、私自身が9回分の答練を解いただけで高得点(90点)で合格しています。

もっとたくさんの問題を解きたいなら15回程度の実践答練を受ければいいです。

このあたりは自分のレベルによって調整してくださいね。

それぞれの講座についてはこちらで解説しています。

参考:【土地家屋調査士】答練・模試の料金と日程を徹底比較

【土地家屋調査士】答練・模試の料金と日程を徹底比較《20/9/10更新》
土地家屋調査士試験に対応している予備校をまとめました。料金や日程を分かりやすい表にしています。

オークションサイトで問題を手に入れる

これは裏技なんですが、予備校で実施されている実践答練をオークションサイトで買える場合があります。

実は私自身がこの手を使いました。

メルカリで東京法経学院の実践答練が中古で売っているのを見つけたので、それを買って解いたんですよね。

全14回中9回分しか売っていませんでしたが、全部で3万円くらいでGETできました。

予備校で受けるなら15万円~くらいするのでかなりお得です。(添削と成績通知はないけど)

この答練のおかげで本試験での私の成績は

  • 択一:満点(50/50)
  • 記述式:40/50
  • 合計:90/100

という高得点でした。

タイミングが良ければオークションサイトで購入できるので気になる人はチェックしておくといいです。

有名どころだとこの辺りです。

  • メルカリ
  • ヤフオク
  • ラクマ

(裏技)解けなかった問題はアプリにメモしよう

問題を解いていると何度も間違えるものや覚えにくいものが出てくると思います。

そういう問題は紙にメモして隙間時間に見れば記憶の強化につながります。

ただ、紙に書くのも、それを持ち歩くのもめんどくさいと思いませんか?荷物が増えるし邪魔ですよね。

というわけで、私はスマホのアプリを使って「自分専用の問題集」を作っていました。

シンプル単語帳 - Google Play のアプリ
シンプルな単語帳アプリ ✔複数の単語帳を登録でき、様々な暗記、勉強に使えます。 ✔タブ区切りテキスト、CSVから単語を取り込めます(インポート機能)。 ✔1つの単語帳内の単語数の制限はありません。 権限について ・インターネットアクセス権限は、広告の表示のために使用しています。 ・ストレージの読み取り権限は、インポー...

このアプリに問題と答えを入力すればスマホで勉強ができます。

紙に書くよりも手軽なのでオススメです。

まとめ:とにかくひたすら復習しよう

 

択一の勉強方法まとめ

  • 最初はひたすら過去問
  • 民法が分からない人はテキストで知識の補強
  • 過去問だけでは不十分なので実践答練を受けるべき
  • 分からないところはメモして記憶の強化

こんな感じ。

択一の勉強はとにかく復習が大事です。

何度も問題を見ればいつのまにか要点を覚えています。

それから、択一の勉強は記述式の基礎になります。

この段階でつまづくと、記述式を解いている時に問題が理解できない場面が増えるので気を付けてくださいね。

今回の記事はここまでです。

この記事では最初は独学→予備校の答練で演習というパターンを説明していますが、最初から予備校を使ってもOKです。

というか最初から予備校を使ったほうがスムーズです。

予備校についてはこちらで解説しています。

参考:2021年受験|土地家屋調査士の通信・通学講座をガチで比較してみた

2021年受験|土地家屋調査士の通信・通学講座をガチで比較してみた
2021年度に受験する人向けの予備校紹介です。かなり詳しく解説しています。

他のテキストについて知りたい人はこちらをどうぞ。

参考:《独学OK》土地家屋調査士試験に合格するためのオススメのテキストまとめ

《独学OK》土地家屋調査士試験に合格するためのオススメのテキストまとめ
独学で勉強するパターンのテキストを紹介しています。実際にこのテキストを使って半年で合格しています。
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