土地家屋調査士|教育訓練給付制度の解説と対象となる講座《簡易診断あり》

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予備校を使いたいんだけど、できるだけ費用を抑えたい。給付金がもらえる講座があるって本当?

そんな疑問に答えます。

この記事では「教育訓練給付制度」の詳細について書いています。

教育訓練給付制度とは、資格取得の費用を国が支援してくれる制度です。

厚生労働大臣が指定する講座を受講・終了することにより、実際に支払った受講料の20%がハローワークより支給されます。(上限は10万円)

例:LECの土地家屋調査士&測量士補W合格コース通信の場合・・・

講座の費用:379,500円

給付金:75,900円

合格したかどうかは関係ないので、自分が受講したい講座が給付制度の対象になっている場合は、申し込んでおいたほうがいいです。

ネットから講座を申し込んでも対象となります。

知らないと損なので、対象者は必ずチェックしておきましょう。

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修了認定基準は?

給付金をもらうには一定の要件があります。これを満たさないと給付金が受給できません。

講座によって微妙に異なりますが、おおむね下記のような感じです。(LECの修了認定基準を参考にしています)

【通信講座】

全講義回数の80%以上を出席し、かつ確認テストの得点結果が70%以上をもって教育訓練目標とする知識の習得があったもの。

【通学講座】

添削課題全提出回数の80%以上を解答または提出し、かつ確認テストの得点結果が70%以上をもって教育訓練目標とする知識の習得があったものとする。

簡単に言うと、サボらず出席をして、ちゃんと勉強をしていれば普通に要件を満たします。

真面目に勉強している人なら大丈夫だと思います。

詳しく知りたい人は各予備校のページを参照してください。

※アガルートアカデミーではこの制度は使えません。

対象者は?

診断チャートを作ったので、よかったらどうぞ。ボタンを押せば自分が対象者かどうかを判定できます。

ハローワークでも受給資格の有無を確認できます。

Q1
現在働いている

《対象者》

雇用保険の被保険者の期間が3年以上ある者。次の【1】又は【2】のいずれかに該当し、厚生労働大臣が指定する講座を一定の受講修了要件を満たして修了した者。

  • 【1】雇用保険の被保険者(在職者)
  • 【2】雇用保険の被保険者であった方(離職者)

申し込みまでの流れ

  1. 受講資格の確認(ハローワークで確認可。しなくてもOK)
  2. 予備校に受講の申込(いったん、全ての受講料を支払う)
  3. 教材一式に「教育訓練給付制度利用事前申出書」が入っているので必要事項を書いて返送
  4. 受講
  5. 受講修了後に給付金の申請に必要な書類が予備校からもらえる
  6. その他、必要書類(雇用保険被保険者証など)を自分で集めてハローワークに申請する(※受講修了日の翌日から起算して1ヶ月以内)
  7. 指定口座に給付金が入金される

受講の流れについてはこちらのサイトが分かりやすかったです。

参考:一般教育訓練給付制度ご利用の流れ|ネットスクール

一般教育訓練給付制度の適用となる講座一覧

制度の対象となっている講座をご紹介します。国の公式サイトでも確認できます。

参考:教育訓練給付制度

詳細は公式サイトをチェックしてください。予備校名をクリックすると公式サイトへ移動します。

表のある「教育訓練費」=講座の正規料金です。この金額の20%が支給額になります。(早期割引などを利用した場合は支給額に変動があります)

予備校名 講座名 形態 訓練期間 教育訓練経費(円)
東京法経学院 土地家屋調査士 実戦答練 通学 4ヵ月 143,000
LEC 土地家屋調査士合格コース通学+(Web+音声DL) 通学  12ヵ月 374,000
日建学院 土地家屋調査士本科コース 通学 9ヵ月 451,000

他の講座とも比較しておこう

今回の記事はここまでです。

予備校の料金は高いので、費用を抑えたい人はぜひ利用してみてください。

土地家屋調査士の講座は今回紹介したもの以外にもたくさんあります。

それぞれの特徴や料金についてはこちらでまとめています。

【2025年】土地家屋調査士|通信講座・通学講座を徹底比較
土地家屋調査士試験を受験する人向けの予備校紹介です。かなり詳しく解説しています。
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