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【土地家屋調査士】予備校に申し込む前に決めておくべきこと

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土地家屋調査士の勉強で予備校を使いたいんだけど、何から始めればいいのか分からない。選ぶコツがあるなら教えてほしい…

そんな疑問に答える記事です。

土地家屋調査士の勉強は独学では難しいと言われています。

私自身は独学で合格していますが、手に入れられる情報が少なすぎてとても苦労しました。

参考:【土地家屋調査士】独学で合格した私が予備校をオススメする理由

ですので、これから勉強を始める人には予備校を使うことをオススメします。

ということで今回は予備校を申し込む前に決めておくべきことをご紹介します。

ポイントは全部で5つです。

  1. いつ受験をするか
  2. どの段階から予備校を使うか
  3. 測量士補の勉強でも予備校を使うか
  4. 通学にするか、通信にするか
  5. 一般教育訓練給付制度を利用するか

 

先にこの5つを先に決めておかないと計画がグダグダになるので注意。ひとつずつ解説していきます。

こちらの記事は動画で見ることができます。

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【その①】いつ受験をするか

まずはいつの試験を受験するかを決めます。試験は例年10月20日頃に実施されています。

参考:土地家屋調査士試験はいつ行われるの?【募集要項の確認をしよう】

完全初心者なら自分のレベルや合格圏内に入るまでの期間などが分からないと思います。

そんな人は、とりあえず1年~1年半前から勉強を始める感じでOKです。

目標とする受験日が決まらないと、やる気が出ないので必ず決めましょう。

多くの受験者は試験日の1年前(10~11月頃)から勉強を開始しているようです。

予備校でも試験の1年前または1年半前くらいからスケジュールが組まれています。

もしも、1年間の勉強で合格したいと思うなら、1日3~4時間くらいは勉強する時間が欲しいですね。

参考:【必読】土地家屋調査士に独学で合格できる勉強時間は?《半年と1年の合格パターンを紹介》

ただ、受験者の多くは働きながら勉強をすることになりますよね。仕事が忙しい人にとっては毎日3~4時間勉強をするのは結構きついと思います。

なので、1日2時間程度の勉強しかできないという場合は、1年半~2年計画で学習スケジュールを組むと良いです。

春~夏頃に勉強を開始して、翌年の秋に受験をする感じですね。

実際に合格したスケジュールを知りたい人はこちらをどうぞ。

参考:【土地家屋調査士】半年の独学で合格した勉強方法&スケジュール

参考:《土地家屋調査士》1年の独学で合格した勉強方法【完全初心者】

【その②】どの段階から予備校を使うか

講座には色々な種類がありますが、大きく分けて3パターンあります。

あなたはどれに当てはまりますか?

  • パターン1:まずは基礎的な授業だけを受けてみたい→初心者向けの講座を選ぶ
  • パターン2:基本的な知識から本試験のレベルまで学びたい→初心者向けの講座と答練がセットのものを選ぶ
  • パターン3:基本的な知識はあるので演習問題だけでいい→答練だけの講座を選ぶ

答練は複数回行われる模試のことです。答練に申し込むと本番通りの問題を毎週解くことができます。

どの学校を選ぶにしても、まずはどこから勉強をスタートさせるかをハッキリさせたほうが良いです。

あなたが調査士試験の学習初心者なら、基礎から学べる初心者向けの講座と答練を受けたほうがいいです。

逆に、学習経験があって基本的な知識はすでに身についている人なら、答練だけを受ければいいと思います。

基礎は独学にしたい人も答練だけを選べばいいですね。

※答練の価格の比較は別の記事で詳しくまとめています。

参考:【土地家屋調査士】答練・模試の料金と日程を徹底比較

【重要】演習を独学にしてはいけない

注意点ですが、初心者向けの講座だけを受講して、演習(過去問や問題集を解く段階)は独学にするというのはオススメしません。

理由は「【土地家屋調査士】独学で合格した私が予備校をオススメする理由」にも書いていますが、調査士試験の問題集で市販されているものはほとんどないからです。

私が知る限りでは過去問1冊、問題集1冊くらいしか売っていません。

演習を独学にしてしまうと、確実に問題不足になります。

択一の足切りにすら届かない可能性があるので気を付けて下さい。

参考:【土地家屋調査士】択一で逃げ切れ!合格できるベストな配点を経験者が解説

参考:【土地家屋調査士試験】択一の勉強方法&対策まとめ《半独学がオススメ》

なので、基礎から予備校を使うなら答練がセットになっているものを選んだ方が確実です。

【その③】測量士補の勉強も予備校を使うか

測量士補の合格者は調査士試験の午前の部が免除されることは有名ですよね。

参考:《合格者の99%はやってる》土地家屋調査士試験の午前の部を免除する方法

調査士試験の講座には測量士補の講座もセットになっているものがあります。

調査士試験のみに対応している講座よりも6~7万円ほど高いですが、自分でテキストや問題集を準備する手間が省けます。

測量士補はぶっちゃけ簡単なので独学でも合格できますが、心配な人は測量士補にも対応している講座を選ぶといいですね。

ちなみに独学だとテキスト代だけなので5,000円程度の出費で済みます。

独学の方法についてはこちらに書いています。

参考:1か月の独学で測量士補に合格する方法

【その④】通学にするか、通信にするか

アガルートアカデミー以外は通学と通信のどちらも選べます。近くに校舎があるなら通学でもOKです。

初心者向け講座は通信で受講して、答練と模試は通学(会場受験)という形もあります。

自分のニーズに合ったものを選びましょう。

ここでは、通学と通信のメリットとデメリットを簡単にまとめておきます。

通学のメリットとデメリット

【メリット】

  • 生の授業を聞けるからモチベーションが続きやすい
  • 自宅だと集中できない人でも勉強できる
  • 小さいお子さんがいる家庭でも教室で集中して勉強できる
  • 自習室が使える(別料金の場合もあるので注意)
  • 勉強仲間ができやすい

【デメリット】

  • 授業の日程が固定されている(毎週土曜になど)
  • 校舎に通うのがめんどくさい
  • 通学できる地域が限られている

通信のメリットとデメリット

【メリット】

  • わざわざ学校に通う必要がない
  • 自宅で好きな時間に勉強ができる
  • 動画での授業なので分からない部分は巻き戻せる
  • ネット環境があれば通勤中もスマホで授業が受けられる

【デメリット】

  • 好きな時間に勉強ができるので、ついついサボってしまう可能性がある
  • その場で講師に質問ができない(質問はメールか電話またはFAXでする必要がある)
  • 勉強仲間ができにくい

【その⑤】一般教育訓練給付制度を利用するか

教育訓練給付制度とは、資格取得の費用を国が支援してくれる制度です。

厚生労働大臣が指定する講座を受講・終了することにより、実際に支払った受講料の20%がハローワークより支給されます。(上限は10万円)

予備校代は高いのでこの制度を使える人は積極的に使いましょう。

受講開始時に申込みをする必要があるので注意。

詳しくはこちらに書いています。

参考:土地家屋調査士|教育訓練給付制度の解説と対象となる講座《簡易診断あり》

まとめ:計画的に勉強を始めよう

今回の記事はここまでです。

予備校を使うとお金がかかるので、計画的に利用を始めましょう。

こちらの記事で各予備校の講座の詳細を紹介しています。

【2024年】土地家屋調査士|通信講座・通学講座を徹底比較
土地家屋調査士試験を受験する人向けの予備校紹介です。かなり詳しく解説しています。

よかったら参考にしてください。

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