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【必読】土地家屋調査士に独学で合格できる勉強時間は?《半年と1年の合格パターンを紹介》

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土地家屋調査士の試験を受けたいんだけど、どれくらい勉強したら受かるんだろう?

一日の勉強時間の目安とか知りたいな~

あんまり勉強したくないんだけど、やっぱり独学だと難しいかな?

そんな疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 世間で言われている勉強時間の合計
  • 1年の独学で合格する場合の勉強時間(実体験)
  • 半年の独学で合格する場合の勉強時間(実体験)

土地家屋調査士試験は世間では難しいと言われている試験です。

難しいということはたくさん勉強する必要があるのか・・・?と思う人も多いでしょう。

この記事では私の経験をもとに試験に合格するための勉強時間について解説します。

 

ケン
ケン

この記事を書いている私は現役の土地家屋調査士です。半年の独学で試験に一発合格しています。

参考:【土地家屋調査士】半年の独学で合格した勉強方法&スケジュール

うちの妻は1年間の勉強で合格しています。

どちらも現役の土地家屋調査士であり未経験からの一発合格です。

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土地家屋調査士試験に独学で一発合格するための勉強時間は?

土地家屋調査士試験に一発合格するための勉強時間は?

一般的な意見(1000~1500時間)

土地家屋調査士試験に合格できる合計の勉強時間は1000~1500時間ほど必要だと言われています。

1000時間とか1500時間と言われてもいまいちピンとこないと思うので分かりやすくしてみます。

1000時間というと、1日4時間、週6日勉強するという生活を1年間続ければ達成できますね。(4×24日×12か月=1152時間、週1日は休憩)

こんな感じですね。

日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
休み 4時間 4時間 4時間 4時間 4時間 4時間

1日5時間、週6日勉強するなら1年で1440時間になります。

結構ハードですね~。日中、仕事をしている人にとってはキツイです。

では、1日2時間の勉強なら何年で合格できるのでしょう?

例えば1日2時間を週5日続けるとすると、1ヵ月で40時間勉強することになります。

日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
休み 2時間 2時間 2時間 2時間 2時間 休み

このペースで勉強をすると25ヵ月目(約2年)で1000時間を達成できます。

実体験(独学での勉強)

ここからは実体験です。

私の妻は1年間の勉強期間で一発合格しています。

私は半年間の勉強期間で一発合格です。どちらも独学です。

それぞれの勉強時間をご紹介しますね。

1年の独学で合格を目指すパターン

  • 勉強を開始した時期:10月(試験のおよそ1年前)
  • 1日の勉強時間の平均:4~5時間(試験直前は10時間くらい)
  • 週何日勉強したか:6日(週に1日は休み)
  • 合計勉強時間:1200時間くらい
  • 成績:択一…50/50(満点)、記述式…40/50
  • 元々持っていた資格:宅建
  • 不動産登記法の知識はあった?:全くない

こんな感じです。

1年前からコツコツと勉強をすれば択一で満点を取るレベルにはなれるわけですね。

半年の独学で合格を目指すパターン

  • 勉強を開始した時期:5月下旬(試験のおよそ半年前)
  • 1日の勉強時間の平均: 5~10時間
  • 週何日勉強したか:7日(予定がある日以外はほぼ毎日)
  • 合計勉強時間:800時間くらい
  • 成績:択一…45/50(9割)、記述式…40/50
  • 元々持っていた資格:宅建、管理業務主任者、行政書士
  • 不動産登記法の知識はあった?:全くない

こんな感じです。

1日の勉強時間にムラがあるのは、5月から8月くらいまでは仕事が忙しかったせいです。

試験直前の9~10月あたりから勉強漬けになっています。

Q & A

Q&A

ここからはよくある質問に答えていきます。

結局、何時間勉強すれば試験に合格するの?

この質問はよくありますが、その人の元々の知識によります。

なので、「1000時間勉強すれば絶対受かるよ!」ということは言えないです。

ただ、私の妻が完全に未経験の状態から1年の独学で合格しているのである程度は参考になると思います。

落ちたら翌年もずっと勉強しなきゃダメ?

どれだけ勉強しても運悪く不合格になることがあります。

1年目が不合格で翌年にもう一回チャレンジする場合は、試験後も勉強を続けなければいけないのでしょうか?

2年間ずっと勉強するのって結構キツイですよね~・・・

私の知人にこのパターンの土地家屋調査士がいるのですが、彼は2年目の試験の2~3ヵ月前に勉強を再開して見事に合格しています。

彼の場合は1年目で「絶対受かったわ!!」と周囲に豪語するレベルだったのでこの程度の勉強でも受かったようです。

なので、1年目の成績がボロボロの場合は継続して勉強した方がいいってことですね。

まとめ:必要な勉強時間は800~1200時間程度

これから勉強を開始するなら、800~1200時間程度は勉強しなければいけないということを覚えておくといいですね。

一般的な意見では1000~1500時間ですが、ぶっちゃけ1500時間もいらないです。

1年で合格したいなら1日5時間を週6日続ければ合格圏内に入ります。この場合は合計勉強時間は1200時間程度で済みますね。

廃人になるレベルで集中的に勉強できる人は合計800時間くらいでも合格できます。

私は後者の方法で受かっています。想像以上の辛さなのであまりオススメしません(笑)

自分のライフスタイルに合わせてスケジュールを立てるといいですよ。

どんな感じで計画を立てるのか分からない人は我々のスケジュールを参考にしてくださいね。(半年と1年パターンがあります)

半年で合格:【土地家屋調査士】半年の独学で合格した勉強方法&スケジュール

1年で合格:《土地家屋調査士》1年の独学で合格した勉強方法【完全初心者】

予備校に通えば勉強時間が短縮できる?

土地家屋調査士試験の勉強をするなら「独学」か「予備校」の二択です。

世間ではこの試験は難関と言われているので独学では無理だと言われています。

参考:土地家屋調査士試験の独学が無理と言われる4つの理由《体験談あり》

独学をするなら基礎知識をインプットする期間=勉強の序盤はかなり苦しいです。

テキストに書いてあることが意味不明すぎてイライラするのは間違いないですね。

そして読み進めるのにものすごく時間がかかる・・・。

逆に予備校を使えば基礎知識を身に着けて演習に入るまでの期間は大幅に短縮できます。これは間違いないです。

調査士試験の授業を行っている予備校は全部で5社ありますが、基礎講座の授業時間の合計は100~170時間程度です。

個人的な意見ですが、法律系の資格試験を初めて受ける場合は100~170時間で基礎学習を終えるのは無理です。

演習に入るまでに最低でも200時間以上はかかると思った方が良いです。

なので、予備校に通えば独学をするよりも勉強時間を短縮できます。

こちらの記事で予備校について詳しく解説しています。気になる方はどうぞ。

【2024年】土地家屋調査士|通信講座・通学講座を徹底比較
土地家屋調査士試験を受験する人向けの予備校紹介です。かなり詳しく解説しています。
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