【5分で分かる】土地家屋調査士試験の試験内容《受験経験者が詳しく解説》

この記事は約5分で読めます。

 

これから土地家屋調査士試験の勉強を始めたいけど、その前に試験の内容を確認しておきたい。

科目はどんな感じなの?図面を書かなきゃいけないって聞いたんだけど・・・

 

そんな疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 試験に出題される実際の問題例(画像あり)
  • 口述試験の内容

 

この記事を書いている私は現役の土地家屋調査士です。半年の独学で試験に一発合格しています。

参考:【土地家屋調査士】半年の独学で合格した勉強方法&スケジュール

 

※今回解説するのは午後の部のみです。

土地家屋調査士試験には午前の部と午後の部がありますが、99%の人は午前の部が免除になっているので、午後の部のみの受験です。

この記事を読む人もおそらく午前の部が免除になった状態で受験をすることになります。

午前の部を免除する方法はこちらに書きました。

《合格者の99%はやってる》土地家屋調査士試験の午前の部を免除する方法
土地家屋調査士試験って午前の部と午後の部があるっぽい。 午前の部は免除できるって聞いたけど、どうやって免除されるのかは分からない。 具体的に何をすればいいんだろう? そんな疑問に...
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土地家屋調査士試験の試験内容は?(科目など)

 

土地家屋調査士試験の午後の部には3科目あります。

  • 択一式→マーク式の問題
  • 記述式(建物)→申請書と図面を描く
  • 記述式(土地)→申請書と図面を描く

こんな感じです。記述式は書式と言われることが多いのでついでに覚えておくといいです。

では、ひとつずつ見ていきましょう。

択一式

択一式はマーク式の問題ですね。調査士試験は5肢択一の問題になっています。(5つの選択肢があってそのうち1つが正解です)

上の画像は令和元年度で実際に出題された問題です。

こんな感じの問題が20問出されます。(見づらい人は拡大してください)

出題内容は民法、不動産登記法、土地家屋調査士法です。全部で20問あります。

第1問目~3問目までは民法の問題です。

4~20問目は不動産登記法がほとんどで、たまに土地家屋調査士法が1問だけ出題されることがあります。

択一式は1問あたり2.5点なので全部で50点あります。(2.5×20問=50点)

記述式

先ほども言ったとおり、記述式には建物と土地の問題があります。それぞれ25点ずつ配点されています。

こちらはマーク式の問題ではないので自分で文字や線を書いて解答していきます。

択一式は機械で採点しますが、記述式の問題は人間(採点者)が採点をします。

それぞれ申請書と図面を描くのですが、もう少し詳しく解説します。

建物の問題

これは建物滅失登記の申請書です。

これは建物表題登記の図面(各階平面図・建物図面)です。

試験ではこれら2つを問題内容に応じて実際に手書きします。(ちなみにこの申請書と図面は法務局にサンプルとして掲載されているものです。)

建物の問題は普通建物か区分建物が出題されます。同時に出題されるわけではなく、毎年どちらか1つが出題されます。

普通建物が出ることが多いですね。区分建物は5年に1回とかです。

普通建物というのはごく一般的な一軒家のことです。区分建物というのはマンションのことですね。

聞きなれない言葉ですが、調査士試験では「普通建物」「区分建物」という名称で呼ばれているので今のうちに慣れておいたほうがいいです。

普通建物であっても区分建物であっても申請書と図面を書くという点では同じですが、区分建物の方が若干難しいですね。

土地の問題

これは土地合筆登記の申請書です。

これは土地分筆登記の地積測量図です。(こちらも法務局のサンプルです)

土地も建物と同じで申請書と図面を手書きします。

土地の問題も申請書と図面を描きます。建物と同じですね。

ただし、土地の場合は数学的な計算問題があります。

土地の面積や辺の長さ、座標などを与えられたヒントを元に自分で計算をして解答をしないといけません。

この計算が苦手で挫折する人が多いんですよね。どのような流れで計算をするかは動画で解説しています。

参考:【土地家屋調査士試験】令和元年土地の計算方法

土地の計算は複雑なので普通の電卓では計算ができません。そのため、関数電卓が絶対に必要になります。

参考:【土地家屋調査士】一発合格した私がオススメする関数電卓3選!《試験対応》

測量関係や建築関係のお仕事をしたことがない人は関数電卓をさわったことがないと思います。

最初は操作が難しいと感じますが、何度も触っていると慣れてくるので大丈夫です。

口述試験

 

ここまでは筆記試験についてお話してきました。筆記試験は毎年10月20日頃に行われているのですが、この試験に合格すると次は口述試験が行われます。

口述試験は1月下旬ごろに実施されますね。口述試験は筆記試験の合格者のみが受けられます。内容は登記官による面接です。

不動産登記法に関係のある質問をされるので、それに答えるという感じです。

「筆界特定制度とはどのような制度なのかを教えて下さい」みたいな質問ですね。こんな感じの質問を10問くらい出されます。時間は一人15分ほどです。

面接というとなんだか緊張しますが口述試験は形式的な試験なので落ちることはほとんどないです。

「一応、顔合わせしときましょうか~」みたいな感じです(笑)

めちゃくちゃ失礼な態度だと落ちる可能性がありますが普通は落ちません。口述試験で落ちた人を私は見たことがないです。

ちなみにですが・・・万が一、口述試験に落ちた場合は翌年にもう一度チャレンジできます。

この場合は筆記試験は免除されるので口述試験のみの受験でOKです。

この試験にも落ちたら次は筆記試験から受け直す必要があります。

口述試験の内容についてもっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

参考:【土地家屋調査士】口述試験の対策方法まとめ《試験内容・合格率・テキスト》

さて、今回の記事はここまでです。だいたいの流れはつかめましたか?

土地家屋調査士試験の勉強をするなら、まずは筆記試験の勉強をする必要があります。

具体的にどのように進めていくのかを知りたい方はこちらをどうぞ。

参考:【土地家屋調査士】試験合格・独立開業までのロードマップ《初心者向け》

【土地家屋調査士】試験合格・独立開業までのロードマップ《初心者向け》
私が土地家屋調査士試験に合格した方法をまとめました。初心者向けに丁寧に解説しています。
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