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土地家屋調査士と宅建はどっちが難しい?両方一発合格者が“差”を解説

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土地家屋調査士と宅建はどっちが難しい?両方一発合格者が“差”を解説

「宅建と土地家屋調査士って、どっちが難しいの?」

結論から言うと、試験として難しいのは土地家屋調査士です。

ただし、宅建に合格している人が次に土地家屋調査士を目指す場合、宅建の勉強がムダになるわけではありません。法律用語への耐性や、条文の読み方に慣れているだけで、初動のストレスは確実に下がります。

とはいえ、土地家屋調査士は宅建の“上位互換”というより、別競技です。特に記述式(計算・作図・申請書)が入った瞬間に、難しさの質が変わります。

【この記事で分かること】

  • 宅建と土地家屋調査士の難易度が「別物」になる理由
  • 宅建合格者が土地家屋調査士で詰まりやすいポイント
  • 宅建を持っていると有利になる点/ならない点(ダブルの現実)

【結論】宅建より土地家屋調査士の方が難しい。理由は「記述式+時間配分+処理力」が必要だから。ただし宅建は“助走”として効きます。

  • 宅建:択一式中心。知識を積み上げる試験(対策しやすい)
  • 土地家屋調査士:択一式+記述式(計算・作図・申請書)。手が止まると点にならない
  • 宅建のアドバンテージ:法律用語と条文に慣れている分、民法・登記法の理解が速い

この記事を書いている人
現役の土地家屋調査士(独立8年目)
夫婦で土地家屋調査士事務所を経営
20代で宅建、30代で土地家屋調査士に一発合格(妻も両方一発)

「どっちが難しいか」は合格率だけでは決まりません。この記事では、試験の構造(択一式/記述式/時間配分)と、合格者の体感をもとに“難しさの正体”を整理します。

宅建と土地家屋調査士の難易度を比較すると?

まず大前提として、宅建と土地家屋調査士は「同じ法律系」でも、要求される能力がかなり違います。

比較軸 宅建 土地家屋調査士
出題形式 択一式(マーク式) 択一式+記述式(計算・作図・申請書)
勝ち筋 知識を積み上げて得点を安定させる 知識+処理力(手順を身体化)+時間配分
事故りやすさ 比較的低い(知識勝負に寄る) 高い(時間配分・作図・計算で止まると崩れる)
情報・教材環境 多い(市販教材・情報が豊富) 少ない(独学は迷いやすい)

【結論】土地家屋調査士の方が難しい

いきなり結論ですが、宅建よりも土地家屋調査士の方が難しいです。

最大の理由は、記述式があること、そして午後の時間配分がシビアなことです。

土地家屋調査士の方が難しい理由(宅建と比べて“質”が違う)

理由1:記述式が「計算+作図+申請書」だから

宅建は択一式のみです。知識があればあるほど有利で、迷ってもマークはできます。

一方、土地家屋調査士の記述式は、当てずっぽうがほぼ効きません。

計算は手順が必要で、作図は手が動かないと進みません。さらに申請書は型を理解していないと点になりません。

参考:土地家屋調査士|記述式(書式)の勉強方法まとめ

理由2:午後は“配分ゲーム”。知識があっても時間で落ちる

土地家屋調査士の午後は、択一式と記述式(建物・土地)を同じ試験時間の中で処理します。

つまり、知識があっても時間配分を誤ると落ちます。

働きながらの受験者が事故りやすいのも、ここです。

参考:土地家屋調査士試験の時間配分|択一式35分・記述式で失速しない戦術

理由3:独学環境が違う(情報が少なく“迷走”しやすい)

宅建は受験者数が多く、市販テキストや解説が充実しています。

土地家屋調査士は情報が少ないため、独学だと教材選び・優先順位で迷いやすい。

迷うほど勉強が進まず、結果として難易度が上がって見えます。

💡 独学者が一番やりがちな失敗
「不安になって教材を増やす」ことです。教材が増えるほど反復が浅くなり、記述式が伸びません。
やるべきは“教材追加”ではなく“反復の設計”です。

参考:土地家屋調査士|独学一発合格者が選ぶ「買うべき教材・捨てる教材」

実体験:宅建1ヶ月/土地家屋調査士半年(妻は1年)で感じた差

私は20代で宅建、30代で土地家屋調査士を取りました。どちらも一発合格です。

体感としては、宅建が「知識の積み上げ」だとしたら、土地家屋調査士は「知識+処理の反復」です。

  • 勉強期間:宅建 1ヶ月/土地家屋調査士 半年
  • 1日の勉強時間:宅建 2〜4時間/調査士 5〜10時間(当時の環境による)
  • しんどさ:宅建=覚える/調査士=覚える+手が動くまで潰す

妻も宅建・土地家屋調査士のどちらにも一発合格しています(宅建3ヶ月、調査士1年)。

彼女の感想は一言でいうと、

「宅建は暗記。調査士は暗記が完璧でも計算でコケたら終わる」

でした。まさにこの差が、難易度の“質”の違いです。

宅建は土地家屋調査士の役に立つ?(有利になる点/ならない点)

有利になる:法律用語と条文の読み方に慣れている

宅建で法律に触れていると、土地家屋調査士の民法・不動産登記法の理解が速くなります。

ゼロから法律に入る人に比べて、初動の苦しさがかなり減るのは事実です。

参考:土地家屋調査士試験の民法は「ここだけ」やれ

有利にならない:計算・作図・時間配分は“別競技”

宅建の知識があっても、計算や作図は別です。ここは慣れと反復で“作業化”するしかありません。

また、本番は時間との戦いなので、本試験形式の演習で事故を潰す必要があります。

宅建と土地家屋調査士、両方取るべき?(ダブルライセンスの現実)

宅建と土地家屋調査士は、どちらも不動産に関係する資格なので相性は悪くありません。

ただし、ダブルライセンスは「取っただけで稼げる」ものではなく、どう使うかで価値が決まります。

宅建に限らず、土地家屋調査士と相性がいい資格・悪い資格は別記事で整理しています。

▼ ダブルライセンスを考えている方へ

土地家屋調査士と相性がいい資格5選(宅建も含む)

まとめ:難しいのは土地家屋調査士。でも宅建は“助走”になる

  • 難しいのは土地家屋調査士(記述式+時間配分+処理力が必要)
  • 宅建は無駄にならない(法律用語・条文に慣れているのは強い)
  • ただし計算・作図・本番配分は別競技。反復と演習で事故を潰す

土地家屋調査士の全体像をまず整理したい方は、ロードマップにまとめています。

参考:土地家屋調査士|試験合格から独立開業までのロードマップ

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