2025年|土地家屋調査士|答練・模試の料金と日程を徹底比較

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土地家屋調査士試験の答練と模試ってどこで受けられるの?

詳しい料金とオススメが知りたいな~

そんな疑問にお答えします。

土地家屋調査士試験は演習がかなり重要です。とくに記述式はたくさんの問題を経験すれば本番でも安定して点数が稼げます。

なので、予備校で開催されている答練や模試は積極的に受けたほうがいいです。

土地家屋調査士試験に対応している予備校は全部で5社あります。予備校によって受講回数や料金が違うので分かりやすくまとめてみました。

ケン
ケン

この記事は現役の土地家屋調査士が書いています。

私自身も東京法経学院で模試を受けた経験があります。

基礎から演習まで予備校を使いたいという人は下記の記事を参考にしてください。

2025年|土地家屋調査士|通信講座・通学講座を徹底比較
土地家屋調査士試験を受験する人向けの予備校紹介です。かなり詳しく解説しています。

最初にざっくりとまとめておきます。

  • アガルートアカデミー:通信のみ。料金だけを見れば一番安いが、添削指導がなく回数も少ないのでオススメしない。
  • LEC:通信・通学のどちらにも対応。平均的な価格。記述式に特化したスパルタ答練があるので、記述式で高得点を取りたい人にオススメ。
  • 東京法経学院:通信・通学のどちらにも対応。知名度は断トツで高い。料金は普通~ちょっと高め。
  • 日建学院:通学のみ。講義数の割には料金が安いので、知名度よりも費用を重視したい人にオススメ。
  • 早稲田法科専門学院:通信講座のみ。映像講義での解説はなく、テキスト解説のみなので、講義形式で解説を聞きたい人は注意。映像講義がない分、料金は良心的。
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答練の料金を徹底比較

予備校名 料金 回数 添削 形態 講座名
アガルートアカデミー
87,780 6 × 通信 実践答練(前後半3回分)
49,500 3 × 通信 実践答練(後半3回分)
LEC WEB:217,800
DVD:256,600
16
(+テキスト)
通信・通学 答練スタンダードパック+ベーシックテキスト
WEB:169,400
DVD: 199,800
16 通信・通学 答練スタンダードパック
WEB:121,000
DVD:145,200
10 通信・通学 答練直前パック
東京法経学院 139,700~294,800 21~ 通信・通学 合格直結答練2025
日建学院 231,000 20 通学/通信 答練コース
早稲田法科専門学院
69,300 12 通信 全国答案練習コース
841,800 8 通信 項目別答案練習コース
121,000 23 通信 パーフェクト全国答練コース

会場・通学=会場受験が可能という意味です。主に資格予備校がある校舎で行われます。

打ち消し線がついたものは2024年受験の情報です。現時点で2025年受験用の講座が販売されていない予備校もあります。(2024/11現在)

更新され次第、順次お知らせします。

それぞれの予備校の特徴

アガルートアカデミー

金額だけを見ればアガルートアカデミーが安いですが、添削指導がついていないので自己採点という形になります。

添削指導は、自分の解答を先生から採点してもらえるサービスのことです。

添削指導付きの方が良い人はアガルートアカデミー以外を選びましょう。(私は東京法経学院の答練を解いていました。)

費用を安く抑えたいなら、アガルートアカデミーの答練+市販の問題集で演習をして、最終確認でどこかで模試を受験してもいいです。

ただ、答練の問題数が6回というのは少ないと思います。

たくさん解きたいという人は、次に紹介するLECか東京法経学院をオススメします。

LEC

LECには答練のコースが3つあります。

講座名 回数 料金
答練スタンダードパック+ベーシックテキスト 16
(+テキスト)
WEB:217,800
DVD:256,600
答練スタンダードパック 16 WEB:169,400
DVD:199,800
答練直前パック 10 WEB:121,000
DVD:145,200

《答練スタンダードパック+ベーシックテキスト》総復習の後にハイレベルな答練を解きたい人向け

答練フルパック 16回
(+ベーシックテキスト)
WEB:217,800
DVD:256,600

LECの答練の中では、一番ボリュームがあるコースです。

いきなり答練に挑戦する前に、必要な知識の再確認をすることができます。

答練の使い方がイマイチ分からない人・総復習をした後にハイレベルな問題を解き始めたい人にオススメです。

総復習を終えると、「範囲指定答練」という講義に入ります。

範囲指定答練とは、本試験とは異なる択一10問・書式3問を本試験と同じ2時間30分で解答するスパルタ答練のことです。

他の予備校にはない独自の出題方法なので、記述式の実力を底上げしたい人に向いています

公式:LEC

《答練スタンダードパック》いきなり問題を解きたい・実力を安定させたい人向け

答練スタンダードパック 16回 WEB:169,400
DVD:199,800

LECの中では一番オーソドックスな答練のコースです。

全部で16回あるので、中~ちょっと多め・・・くらいのボリューム感ですね。

総復習をせずに本番形式の問題を解き始めます。

「択一は安定して点数が取れているので、あとは演習をしたい!」という人に向いています。

本番よりも難しい問題に挑戦しつつ、実力を安定させたい人にオススメです。

公式:LEC

《答練直前パック》本番直前に追い込みをかけたい人向け

答練直前パック 10回 WEB:121,000
DVD:145,200

本番直前の7~10月にかけて行われる答練です。

夏までに基礎をガッチリ固め、本番前に一気に演習をつめこんで、知識の底上げをします。

学習経験者向けまたは基礎知識はバッチリという人に向いています。

他の答練よりも回数が少ないので、料金は安いです。

費用を抑えつつ、本番前に最終確認をしたい人にオススメです。

公式:LEC

どれを選べばいい?

  • 答練スタンダードパック+ベーシックテキスト…基礎知識に自信がなく、いきなり難しい問題を解きたくない。総復習をしてからハイレベルな問題を解きたい人向け。
  • 答練スタンダードパック…基礎知識は十分だから、いきなり難しい問題でOK。これまで独自に演習をしてきたので、本番形式の問題をガンガン解きたい人向け。
  • 答練直前パック…本番前の最終確認で答練を受けたい。受講回数は減ってもいいから、費用を極力抑えたい人向け。
公式:LEC

東京法経学院

合格直結答練2025

ベストセレクト答練と実践答練の組み合わせです。

ベストセレクト答練=全7回の基本答練(過去問アレンジ)で、各論点で抑えておくべきポイントをまとめた問題が出題されます。

基本を押さえた後に本番形式の答練や模試を解くイメージです。

いきなり実践答練を解く前に基本的な問題を解きたい人にオススメです。

より難しい問題を解きたい人は上記に加えてハイレベル答練(全6回)を加えることもできます。

ハイレベル答練=より難しい新作の問題のことです。自信を持って本番を迎えたい人はハイレベル答練をつけてもいいと思います。

日建学院

  • 公開模擬試験・・・1回
  • 答練講義・・・13回
  • ポイント講義・・・6回
  • 総まとめ ・・・1回

東京法経学院・LECに比べると知名度は低めなので、大手予備校を利用したい人には不向きです。

ただ、講義数の割には料金が安いので、知名度よりも費用を気にする人には向いています。

また、解説講義が多いため答練や模試などの問題を解く回数は14回程度です。

答練だけをがっつり受けたいという人には不向きなので気を付けてください。

公式:日建学院

早稲田法科専門学院

  • 全国答案練習コース・・・予想問題も含めて出題する実戦型の模擬試験です。スタンダードな実践答練って感じです。
  • 項目別答案練習コース・・・過去問をベースにした項目別の練習問題です。
  • パーフェクト全国答練コース・・・項目別答練+全国答案練習コース+公開模擬試験です。

全て通信講座のみに対応しています。映像講義での解説はなく、テキスト解説のみです。

市販の問題を全て解き終わったので、とにかく新しい問題が欲しい!という人にはオススメです。

ちなみに、日建学院と同様で、有名な予備校ではないので知名度がある予備校(東京法経学院やLEC)が好きな人はやめておきましょう。

各予備校の特徴まとめ

たくさん種類があってどれを選べばいいのか分からない!という人のために、今回紹介したものをざっくりとまとめます。

  • アガルートアカデミー:通信のみ。料金だけを見れば一番安いが、添削指導がなく回数も少ないのでオススメしない。
  • LEC:通信・通学のどちらにも対応。平均的な価格。記述式に特化したスパルタ答練があるので、記述式で高得点を取りたい人にオススメ。
  • 東京法経学院:通信・通学のどちらにも対応。知名度は断トツで高い。コースの種類が豊富なので、自分のレベルに合ったコースを選べる。料金は普通~ちょっと高め。
  • 日建学院:通学のみ。講義数の割には料金が安いので、知名度よりも費用を重視したい人にオススメ。
  • 早稲田法科専門学院:通信講座のみ。映像講義での解説はなく、テキスト解説のみなので、講義形式で解説を聞きたい人は注意。映像講義がない分、料金は良心的。

模試の料金を徹底比較

答練は高い!もっと安く問題を解きたい!という人は模試を受験しましょう。

回数は少ないですが、単発での受験ができるので費用は申し込んだ回数分のみです。

ただし、模試のみに対応している予備校は限られており、開催時期も決まっているので気を付けてください。

予備校名 料金 回数 開催時期 形態 講座名
東京法経学院
1回15,400
セットは26,400
1~2 1回目…5月
2回目…7月
通信/通学 全国公開模試
39,600 3 5月 通信/通学 スーパー模試THEゴールドウィン
33,000 3 9月 通信/通学  スーパー模試THEビクトリーウィン
DL:23,100
教材学習:17,600
通学:23,100
1 10月 通信/通学 直前クライマックス・ラストラン
LEC 17,600 2 9月 通信/通学 最終チェックテスト
日建学院 5,500 1 6月 通信 自宅模擬試験

★打ち消し線の部分は2024年受験の情報です。情報が更新され次第、順次お知らせします。

LECは自己添削です。また、会場受験をしたい場合は東京法経学院かLECを選びます。

一度くらいは慣れない会場で模試を受ける経験をした方がいいので、近くに校舎がある人は会場受験をしたほうがいいです。(会場受験は予備校の校舎で行われます)

※LECには「公開模試」というコースもあるのですが、オンラインショップでは販売していないようです。公開模試を受験したい人は答練とセットになっているものがオススメ。

公式:東京法経学院
公式:LEC
公式:日建学院

まとめ

ここまで各予備校の答練・模試をまとめてきました。

やはりそれなりに費用がかかりますが、確実に合格したいなら模試だけでも受けておいたほうがいいです。

予備校を使わないとなると演習問題を自分で準備する必要があります。土地家屋調査士試験は知名度の低い試験なので、市販されている問題集やテキストはほとんどありません。

ですので、出来れば実践答練を受けて、本番形式の問題に慣れておくのが無難です。

基礎から演習まで予備校を使いたいという人は下記の記事を参考にしてください。

2025年|土地家屋調査士|通信講座・通学講座を徹底比較
土地家屋調査士試験を受験する人向けの予備校紹介です。かなり詳しく解説しています。
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