東京法経学院のメリットやデメリットを知りたいという人に向けた記事です。
私自身は未経験から勉強を開始して奇跡的に一発合格していますが、予算的に可能であれば資格予備校(スクール)を使うことを強く勧めています。
というのも、土地家屋調査士試験は長期のスケジュールで勉強する必要があり、内容も初学者にとってはかなり難しいからです。
ですので、これから勉強を始める人は資格予備校を使って効率よく勉強した方がいいでしょう。
土地家屋調査士に対応している所は5校ありますが、この記事では東京法経学院について詳しく解説していきます。
(他の予備校との比較についてはこちらを参考にしてください。)
東京法経学院の土地家屋調査講座をオススメする理由
圧倒的な実績
やはり合格実績はチェックしておくべきでしょう。
- 合格者:392名
- 合格者のうち、東京法経学院の利用者は256名(合格占有率65.3%)
上記の数字には東京法経学院が出版している書籍などの購入者が53名(13.5%)含まれています。これを差し引いても合格者の半数以上は東京法経学院の利用者ということになります。
私が知っている土地家屋調査士も東京法経学院の利用者が圧倒的に多いです。9割以上は東京法経学院の出身ではないでしょうか。
ごくまれにLECの利用者がいるくらいですね。ちなみに独学で合格している人は私を含め、本当に少数です。
この結果を見ても東京法経学院の合格実績には申し分がないです。
合格者全額返金お祝い制度
資格予備校の中では対象年度の試験に合格した場合には講座料金が全額返金される制度があります。東京法経学院にもあります。他に同様の制度があるのはLECとアガルートアカデミーです。
ですが、基礎から応用まで対応している講座で全額返金されるのは東京法経学院だけです。
具体的に言うと下記のコースがこの制度の対象となります。
- 土地家屋調査士2022 新・最短合格講座【2022年試験対象】
- 対象コース:総合コース(総整理・速解答練含む)
- 対象試験年度:2022年度試験
詳しい内容については公式サイトを確認してください。出来るだけ節約したい人はぜひ活用しましょう。
講座の種類が豊富
東京法経学院の土地家屋調査士講座は他の資格予備校に比べると圧倒的に種類が多いです。
初心者から学習経験者向けの講座まで対応しているので、現状のレベルに合わせて講座を選択することができます。
例えば、学習1年目は初心者向けである「土地家屋調査士 新・最短合格講座」を受講し、基礎学力が身に着いた2年目は「答練」のみを受講するというパターンも可能です。
(ちなみに再入学の場合は30%オフになることがあります)
割引されていることがある
時期によっては講座料金が割引されることがあるのですが、東京法経学院も例外ではありません。上手く使えば5万円以上節約できることもあるので、お財布事情が厳しい人はマメにチェックしましょう。
東京法経学院のデメリット
ここまで東京法経学院で受講するメリットをご紹介しましたが、デメリットもあります。
どちらもしっかりと把握をした後に、受講をするかどうかを決めましょう。
スクールの数が少ない
最近では対面授業よりもスマホやパソコンを使って学習する通信講座のほうが人気ですが、やはり生の講義を聞きたいという人もいるでしょう。
対面授業を希望する場合は東京法経学院がある実際の校舎に通学をする必要がありますが、全国に4か所しかありません。(東京・名古屋・大阪・福岡)
これ以外の地域に住んでいる人は通信講座にするか、全国で展開している資格予備校(LECなど)を選びましょう。
講座によっては料金が高め
東京法経学院は他の予備校に比べると若干高めです。料金が高い分、答練や模試などの演習講座の回数が他と比べて多いのですが、最低でも40万円前後はかかると思ったほうがいいです。(基礎~応用のパック講座の場合)
節約したい人は「合格者全額返金お祝い制度」や「教育訓練給付制度」などを上手く使ってください。
参考:土地家屋調査士|教育訓練給付制度の解説と対象となる講座《簡易診断あり》
補足ですが、そもそも土地家屋調査士試験は勉強期間が1~2年ほどかかるため、講座の内容にもボリュームがあることが多いです。ですので、どの学校を選んでも宅建や簿記などの講座に比べると料金が高く設定されています。
とはいえ、最初から最後まで独学にすると挫折する可能性がぐっと高くなるので、出来れば資格予備校を使ったほうがいいですね。
参考:【土地家屋調査士】独学で合格した私が予備校をオススメする理由
東京法経学院の通信講座がオススメ
どの資格予備校を利用するにしても、結局のところ本人の努力次第なわけですが、どうせお金を払うなら演習の内容が充実している東京法経学院の講座が一番良いです。
答練や模試の回数が足りなくて追加で問題集や講座を購入するくらいなら、最初から演習の回数が多い講座を選んだ方が安く済みます。
土地家屋調査士試験はテキストを読み込む時間よりも、問題を解く時間のほうが圧倒的に大事なので、これから勉強を始める人は東京法経学院の講座をオススメします。
また、最近では新型コロナウイルスの影響で通学講座の延期や中止が多発しています。安心して勉強するためにも、出来れば通信講座を選んだ方がいいでしょう。