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土地家屋調査士試験|午前の部を免除する方法(対象資格・添付書類・測量士補の落とし穴)

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土地家屋調査士試験|午前の部を免除する方法(対象資格・添付書類・測量士補の落とし穴)

最終更新:2025年12月

土地家屋調査士試験は、筆記が「午前の部」と「午後の部」に分かれています。初学者が最初に詰まるのが、午前の部は“免除できる”という制度です。

  • 午前の部は何を問われる?なぜ免除が前提になりやすい?
  • 免除に必要な資格は?申込時に何を添付する?
  • 測量士補を落とすと、その年はどうなる?(現実)

【結論】午前の部は「資格による免除」を使うのが現実的。免除資格がないなら、まず測量士補を確実に取る

  • 午前の部は、免除資格がない状態だと学習負荷が一気に増える
  • 免除は対象資格の証明書類を願書に添付して申請する
  • 測量士補を軽く見て落とすと、学習計画が崩れやすい(翌年以降にずれ込みやすい)

この記事を書いている人(管理人)
現役の土地家屋調査士(独立8年目)
午前の部は免除して受験 → 一発合格
測量士補の受験 → 合格証を添付して出願(実体験)

今回は経験者である私が、午前の部の免除制度と注意点を整理します。では、さっそく確認していきましょう。

土地家屋調査士試験の「午前の部」とは

土地家屋調査士試験(筆記)は、午前の部と午後の部に分かれています。午後の部の学習が中心になる一方で、午前の部を免除できない場合は、準備すべき範囲が増えます。

試験の全体像(午後の部の出題形式など)は、別記事で整理しています。

参考:土地家屋調査士試験の試験内容(多肢択一式問題・記述式問題)

午前の部を免除できる制度がある

午前の部は、一定の資格を保有している場合に免除されます。免除制度を使うと、筆記は午後の部のみの受験になります。

そのため、免除資格がない状態で「午前も午後も」対策するのは、時間的にも精神的にも負担が大きくなりがちです。現実には、まず免除資格を整えてから午後に集中する人が多いです。

午前の部を免除するための「対象資格」

午前の部が免除になる代表的な資格は、次のとおりです。

  • 測量士
  • 測量士補
  • 一級建築士
  • 二級建築士

この中で、土地家屋調査士試験のために新規取得するなら、現実的には測量士補を選ぶケースが多いでしょう(すでに建築士等を持っている方はそのまま免除対象です)。

免除の申請は「願書に証明書類を添付」する

免除は、口頭で申告して終わりではありません。土地家屋調査士試験の受験申請(願書)で、免除対象資格の証明書類を添付して申請します。

添付の考え方(基本)

  • 免除対象資格を証明する書類(例:測量士補の合格証など)
  • 写し(コピー)の添付を求められることがある
  • 原本提出が必要な運用の年・地域の場合は、原本返送用の封筒・切手が必要になることがある

添付書類の種類と扱いは「当年度の受験案内」を要チェック:

添付書類の扱い(原本/写し/返送要否)は年度・運用で変わる可能性があります。必ず当年度の受験案内に従って準備してください。

測量士補を軽く見て落とすと、計画が崩れやすい(現実)

ここは、制度説明だけでは伝わりづらい部分なので、現実ベースで書きます。

測量士補に落ちると、その年の土地家屋調査士試験で午前免除ができず、実質的に受験計画が崩れます。

午前の部まで本格的に追加で対策するには、教材・講座・情報が限られます。午後の部(多肢択一式問題・記述式問題)だけでも負担が大きい中で、午前の部の準備まで同時に回すのは、現実には難しい人が多いです。

結果として、免除資格がない年は「受験は見送り、翌年に回す」という判断になりやすい。ここで学習計画がズレると、次のような“現実的な問題”が起きます。

  • 学習期間が長期化しやすい:1年ズレると、生活・仕事のイベントと重なりやすく、学習リズムが崩れがち
  • モチベーションが削られやすい:「本命の前提である測量士補で躓いた」という事実が、翌年の勉強に響く
  • 費用が増えやすい:講座を契約していた場合、受験延期で追加費用が発生する

実際に、私の周囲でも「測量士補を軽く見て落とし、その年の土地家屋調査士試験の計画が崩れた」ケースが多々あります。翌年に測量士補は合格したものの、前年度の失速を取り戻せず、土地家屋調査士試験の勉強が長期化してしまいました。

結論として、免除資格がない人は「測量士補は確実に取る」という前提で、学習計画を組むのが安全です。

測量士補は「出願時期」が早い。年末〜1月は要注意

測量士補は試験日(例年5月頃)だけを見ていると、出願が間に合わないことがあります。願書の配布は年末頃から始まり、出願は年始〜1月下旬に集中します。

💡 年末が近づいたら、公式サイトの出願情報を定期チェック
出願期間は年によって変わる可能性があります。特に「今年は昨年より短い」などの変更が出る年は、年末からこまめに確認するのが安全です。

参考として、国土地理院が公表している案内(令和8年度)では、次のように告知されています(要旨)。

  • 受験案内(願書)配布開始:令和7年12月17日(水)
  • 願書受付期間:令和8年1月5日(月)〜1月22日(木)
  • 試験日:令和8年5月17日(日)

オンライン申請が可能な年度もあるため、忙しい時期ほど「早めに手続き」が有利です。

(補足)測量士補の合格証は“必ず受け取り・保管”する

測量士補の合格証が届く時期は、土地家屋調査士試験の出願の少し前(体感では2週間程度前)になる場合があります。

もしも測量士補を免除資格にするならば、合格証は土地家屋調査士試験の出願で必要になります。必ず受け取り、紛失しないように保管してください。再発行手続きに時間がかかると、出願に間に合わないリスクが出ます。

合格証は「その場で使う書類」ではなく「出願で使う書類」

届いたら、出願書類と同じ場所にまとめて保管しておくと安全です。

よくある質問(FAQ)

Q. 午前免除の申請は、いつ・何をすればいいですか?
A. 受験申請(願書提出)の時点で、免除対象資格の証明書類(例:合格証など)を添付して申請します。扱い(原本/写し/返送など)は当年度の受験案内に従ってください。
Q. 測量士補に落ちたら、午前の部も受ければいいですか?
A. 制度上は可能でも、午後の部(多肢択一式問題・記述式問題)の負担が大きい中で、午前の部の対策まで同時に回すのは難しいケースが多いです。多くの人は「翌年に免除資格を整えて今年の勉強は午後の部に集中」という計画になりやすい点は理解しておくと安全です。
Q. 測量士補の出願はいつ頃ですか?
A. 年末に受験案内配布、年始〜1月下旬が出願期間になる年が多いです。年度によって短縮などの変更があるため、年末が近づいたら公式サイト(国土地理院)の案内を確認してください。

測量士補を舐めて受けた場合のリスクは?(体験談)

私は妻と同じ年に測量士補を受験し、受験番号も近かったため、当日の席も前後でした。過去問演習では時間が余る感覚だったので、当日も同様に進む想定でした。試験終了前に全問解き終わるだろうと思い、途中退席する気満々だったのです。

妻ともその旨を確認しあい、「途中退席したらロビーで落ち合おう」という約束までしていました。

ところが本番では、過去問とは毛色の違う問題が多数混ざり、計算で想定以上に時間を使いました。結果として私も妻も途中退席どころではなく、最後まで席で粘る展開になりました。

合格できた理由は「難問を完璧に解いた」ではなく、例年型の問題を落とさなかったことです。帰宅して自己採点するまでは「もう絶対落ちた。土地家屋調査士試験も受けられない」という絶望感でいっぱいでした。(ちなみに合格基準点+2問で合格でした)

測量士補は相対的に取りやすい資格ですが、油断すると一気に計画が崩れます。午前免除の前提を作るためにも、確実に取る意識が重要です。

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