土地家屋調査士試験って午前の部と午後の部があるっぽい。
午前の部は免除できるって聞いたけど、どうやって免除されるのかは分からない。
具体的に何をすればいいんだろう?
そんな疑問にお答えします。
この記事で分かること
- 午前の部を免除するのに必要な資格
- 測量士補試験の概要(難易度など)
この記事を書いている私は現役の土地家屋調査士です。半年の独学で試験に一発合格しています。
参考:【土地家屋調査士】半年の独学で合格した勉強方法&スケジュール
もちろん、午前の部は免除した状態で受験しました。
土地家屋調査士試験の情報ってネット上にはすごく少ないので困りますよね。
今回は経験者である私が試験の免除について解説します。では、さっそくいってみましょう。
【注意】
新型コロナウイルスの影響で測量士補試験の日程が変更になっています。
測量士補試験の合格発表が11月となったため,測量士補合格による令和3年度土地家屋調査士試験の「午前の部」の免除を受けることができません。
測量士補を受けた後に土地家屋調査士の試験を受験したい人は要注意です。
今年は測量士補の試験に合格→来年に土地家屋調査士の試験を受験するか、土地家屋調査士の午前の部から受験をするかを選ぶ必要があります。
予備校では午前の部の試験対策が無料で実施されることがあるので、詳しくは予備校に問い合わせてください。
各予備校で実施されている講座はこちら。
土地家屋調査士試験の午前の部を免除する方法
午前の部ってなに?
土地家屋調査士試験の流れはこのようになっています。
筆記試験(午前の部と午後の部に分かれている)
<1月下旬>
口述試験(筆記試験の合格者のみが受験する)
筆記試験は午前の部と午後の部に分かれています。
午前の部は9時半~11時半、午後の部は13時半~15時に行われます。
午前の部の試験の難易度は鬼です。かなり難しいです。午前の部を受けて合格する人は毎年一人いるかどうかですね。
受かる人はかなり頭が良いと思います。普通の人には無理ってことですね・・・。
試験内容について詳しく知りたい方はこちら。
参考:【5分で分かる】土地家屋調査士試験の試験内容《受験経験者が詳しく解説》
免除するにはどうすればいいの?
クソ難しい午前の部を免除する方法があります。それはある特定の資格を持っていることです。具体的には・・・
測量士、測量士補、一級建築士、二級建築士のうちのどれか1つです。
私は測量士補に合格してから土地家屋調査士試験を受けました。
だいたいみんな測量士補を受けて調査士試験を受けるパターンです。
何で測量士補なのかというと、この試験が一番難易度が低いからですね。
もちろん、他の資格を持っている人はすでに免除が出来る状態なのでわざわざ測量士補を受験する必要はありません。
これから土地家屋調査士試験を受ける人で免除の対象となる資格を持っていない人は測量士補を受けることになると思います。
測量士補と土地家屋調査士を1年以内に取得したいなら・・・
って感じですね。免除の対象になる合格証書を調査士試験の願書に添付することで午前の部を受けずに済みます。
どうやって添付するのかは願書に書いてあるので今は気にしなくても良いです。
測量士補を受ける人は、土地家屋調査士試験の願書を出す時に測量士補の合格証書を提出するわけです。
さっきも言いましたが、午前の部の難易度は鬼なのでほとんどの人がこの免除制度を使っています。
測量士補ってなに?
測量士は聞いたことがあるけど、測量士補ってなんぞや?と思う人もいると思います。
これらの違いはほとんどありません。どちらも測量に関する資格です。道路や橋を作る時に土地の面積や長さを測ったりします。
測量士も測量士補も実務ではほぼ同じ仕事をしています。これらの違いは今は知らなくても良いです。
とりあえず測量士補を持っておけば調査士試験の午前の部が免除されることを知っておけば大丈夫。
ちなみに測量士と測量士補の試験は例年5月下旬に行われます。(同じ日にあります)
独学でも取得できるか
測量士補の試験はめちゃくちゃ簡単です。1か月の独学でも余裕で合格できます。
私はYouTubeの動画と過去問だけで合格しました。
ちなみに私の同僚は試験の1時間前に勉強しただけで受かっています。
あ、これは参考にしちゃだめですよ。でも、それくらい簡単ってことです。
勉強方法については他の記事に書いているので参考にしてくださいね。
今回の記事はここまでです。では!