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建物認定・地目認定は必要か?土地家屋調査士試験では不要な理由を現役が解説

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建物認定・地目認定は必要か?土地家屋調査士試験では不要な理由を現役が解説

「建物認定」「地目認定」——土地家屋調査士試験の勉強をしていると、なぜか一度は気になる教材です。

名前が強そうですし、「これを読まないと受からないのでは?」と不安になりますよね。

【こんな疑問はありませんか】

  • 建物認定・地目認定は、受験対策として必要?買うべき?
  • 試験に出るなら、どの程度まで読めばいい?
  • 書店で見かけないけど、どうやって買うの?
  • 実務では役立つって聞くけど、受験生にも必要?

【結論】建物認定・地目認定は「受験では不要」。受験生が買うと、ほぼ確実に遠回りします

  • 理由:内容が濃すぎて、得点効率が悪い(読んでも点が伸びにくい)
  • 落とし穴:「不安だから買う」が教材マニア化の入口になる
  • 正解:余計なものに手を出すくらいなら、過去問と復習を回した方が合格に近い
  • 位置づけ:実務では辞書として役立つ。買うなら合格後でOK
この記事を書いている人
現役の土地家屋調査士(独立・開業)
夫婦で土地家屋調査士事務所を運営
 試験には半年独学で一発合格

現役の土地家屋調査士として受験生の悩みを聞く機会がよくあります。

その中で試験勉強中に「余計な教材に手を出して復習が止まる」ことで、点が伸び悩む人を何度も見てきました。建物認定・地目認定は、まさにその典型になりやすい教材です。受験生目線で、必要・不要をはっきり整理します。

建物認定・地目認定とは?

建物認定・地目認定は、実務で判断に迷いやすい論点について、考え方や判断材料が整理された資料です。

ただし、ここで先に言い切ります。

受験生は、ここに時間を使う必要はありません。

結論:建物認定・地目認定は「受験では不要」

受験中に建物認定・地目認定を買う必要はありません。どんな理由づけをしても、受験生にとっては不要です。

なぜなら、試験で点を取るために必要な作業は、ほぼすべてが「過去問・復習・演習」で足りるからです。

余計なものに手を付けるくらいなら、ひたすら復習してください。六法と同じで、増やした教材は得点を増やしてくれません。増えるのは「やった気」だけです。

なぜ迷うのか:名前が強そうで、不安を刺激しやすい

「認定」という言葉が入ると、いかにも試験に出そうに見えます。

でも実際は、建物認定・地目認定は「受験の得点を上げる教材」というより、実務での判断の助けになる資料です。

用途が違います。ここを混同すると、受験勉強が崩れます。

受験で不要な理由(受験生目線で4つ)

理由1:内容が濃すぎて、読み切るだけで時間が溶ける

受験生にとって一番の資源は「時間」です。

建物認定・地目認定は濃い資料なので、読めば読むほど深追いできます。ですが、深追いした分だけ点が伸びるタイプの教材ではありません。

理由2:試験で問われる範囲はごく一部で、得点効率が悪い

試験に必要な知識は、過去問の頻出論点に圧縮されています。

得点効率を考えるなら、「出るところ」から逆算して学ぶのが最短です。認定系の資料は、その逆(網羅・周辺)に近い性格です。

理由3:「不安だから買う」が教材マニア化の入口になる

何回も受からない人の典型として、教材を増やしすぎるパターンがあります。

建物認定・地目認定は「読んだら安心しそう」という理由で買われがちですが、この“安心”は点数に直結しません。

受験生が今やるべきは、安心材料集めではなく、弱点の復習です。

理由4:合格者ですら「全部は覚えていない」。だから受験生は絶対いらない

これは私自身の話です。

私は合格後に、建物認定・地目認定をどちらも一読しました。内容が濃すぎて、読み切るだけで4日くらいかかりました。

実務で使った部分については覚えていますが、それ以外のマニアックな知識は、正直もう忘れています。合格者ですらこんなものです。

実際、全部読んで分かったのは、試験に出る箇所は全体のほんの一部だということでした。

読み物として面白いのは間違いありません。ただ、受験勉強にはなりません。

だから受験生は絶対にいりません。

合格後の話:実務ではかなり役立つ(辞書として使う)

ここからは「受験」ではなく「実務」の話です。

実務では、建物認定・地目認定はよく使います。いわゆる辞書のような位置づけです。

💡 実務メモ:登記官に質問するときの「根拠」として使える
実務では、建物認定・地目認定を根拠資料として参照しながら登記官に質問することがあります。
たとえば「建物認定(地目認定)のこの箇所を根拠にすると、こう判断できると思うがどうか」という聞き方です。
登記官側も同じ資料を確認した上で返事をしてくれるので、実務では辞書としてかなり役立ちます。

入手方法:書店では手に入らない(オンライン注文→受け取り→振込)

現在はオンラインで注文し、受け取り後に振り込む流れになっているようです(手続きは変更される可能性があります)。

ただし、一般の書店で気軽に買える類のものではありません。手に入りにくいのは間違いないです。

そして、ここまで読んだ通り、受験生はそこまでして手を出す必要はありません。

受験生がやるべきこと:復習と演習に全振りする

建物認定・地目認定に手を出したくなる気持ちは分かります。

でも、点を伸ばす作業はシンプルです。

  • 択一式は過去問を回して、弱点を潰す
  • 記述式は演習量を確保し、処理手順を型にする
  • 独学なら模試・答練で採点を受け、ズレを矯正する

余計な教材に触る時間があるなら、その時間を復習に回してください。それが一番堅いです。

よくある質問(FAQ)

Q. 建物認定・地目認定を読んでおかないと、試験で困りませんか?
A. 困りません。
試験対策としては、過去問の頻出論点と、択一式・記述式の演習を固めれば十分です。受験中に手を広げるほど、復習が薄くなり点が伸びにくくなります。
Q. じゃあ、いつ読む(買う)のがいいですか?
A. 買うなら合格後、実務で判断に迷ったときの「辞書」としてです。
受験中は不要です。合格後に読んで「こういう根拠資料がある」と把握しておくと、実務では役に立ちます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
建物認定・地目認定は、実務では確かに役立ちます。ですが、受験勉強の段階で手を出す教材ではありません。
合格に必要なのは、過去問と復習と演習です。遠回りせず、点が伸びる作業に集中しましょう。

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