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【社会人向け】土地家屋調査士は働きながら合格できる|予定が崩れても戻せる学習設計

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【社会人向け】土地家屋調査士は働きながら合格できる|予定が崩れても戻せる学習設計

【こんな疑問はありませんか】

  • 土地家屋調査士は、仕事を続けながらでも本当に合格できる?
  • 残業や家事育児で予定が崩れたら、どう立て直せばいい?
  • 平日と週末で、択一式/記述式をどう振り分けるのが現実的?

【結論】土地家屋調査士は、働きながらでも合格できます。鍵は「月 → 週」の設計と、土曜で立て直す運用です。

  • 平日:進めるだけ進める(択一式中心。隙間時間で回す)
  • 土曜:平日できなかった分の保険(遅れの回収/順調ならバッファ作り)
  • 日曜:休む(メンタルを回復させる日。長期戦ではここが効く)
  • 月初:「今月やる範囲」をざっくり決めてスマホにメモ → 週へ落とす
  • 月末:進捗確認。遅れは月末で調整/詰めすぎは計画を軽く見直す

この記事を書いている人
現役の土地家屋調査士(独立8年目)
夫婦で土地家屋調査士事務所を経営
行政書士・宅地建物取引士など複数資格を保有

働きながらの受験でいちばん不安なのは、「やる気があるのに、予定が崩れて計画が死ぬこと」です。この記事では精神論ではなく、崩れる前提の設計(月→週)と、崩れた週の立て直し手順を、現実的に整理します。

土地家屋調査士は働きながらでも合格できるか?

結論はシンプルで、働きながらでも合格できます。

ただし、「毎日予定どおりに進む前提」でスケジュールを組むと、だいたい崩れます。残業、家族の用事、子どもの体調不良など、社会人の予定はコントロールできないからです。

だから必要なのは気合ではなく、崩れる前提の設計です。具体的には、いきなり週の予定を固めるのではなく、

  • ゴールから逆算して「いつまでに何を終えるか(デッドライン)」を決める
  • それを月単位に落とす(今月の到達点をざっくり決める)
  • 最後に週単位へ落とし込む(その週の運用にする)

この順番で設計すると、予定が崩れても「どこをどう修正すればいいか」が見えるようになります。

社会人が詰むのは「忙しい日」ではなく「立て直せない週」

忙しい日があるのは当たり前です。問題は、そのあとに焦って無理をして反動でゼロの日が増えたり、「遅れ」が積み上がって週単位で崩壊したりすることです。

逆に言えば、立て直しの仕組み(保険日)さえ用意しておけば、働きながらでも十分に戦えます。

勉強時間の目安は「数字」より「回る形」を先に作る

「どれくらい勉強すれば受かるのか」は、当然気になります。

ただ、働きながらの場合は“理想の毎日”を積み上げるより、崩れても回る形に落とせるかの方が重要です。

目安の数字は「計画の材料」であって、ゴールではありません。まずは、月→週の運用が回るか(崩れても戻れるか)を優先してください。

参考:土地家屋調査士の勉強時間は何時間?目安と「習慣ゼロ」の突破法

働きながら合格する設計の全体像:逆算してデッドラインを決める

まず、ゴールから逆算して大枠を作ります。最初にざっくり決めるのは「いつまでに何を終えるか」です。

時期の目安 主なテーマ 目的
10〜3月 択一式の過去問 択一式の土台づくり(反復で得点を安定させる)
4〜5月 記述式の基礎 作図・計算・答案の型を先に作る
6〜7月 記述式の過去問 本試験形式に寄せて精度を上げる
8〜10月(本番2ヶ月前までに開始) 答練・問題集などの演習+復習 弱点補強と得点の底上げ(本番対応)

ここが「デッドライン」です。最低ラインとして本番2ヶ月前までに演習・復習へ入る。この条件が守れると、直前期に予定が崩れても致命傷になりにくいです。

実際は、ここからさらに1ヶ月ほど前倒しで終えるのが理想です。前倒しできた分は、そのまま演習と復習の厚みに変えられます。

1年計画の実例(「どの月に何をやったか」まで含めた全体設計)は、こちらにまとめています。

参考:数学嫌いの未経験者が「択一満点」を取った1年間の全記録

月初・月末の運用:いきなり週で組まない

ここがポイントです。いきなり「今週はこれを何時間」ではなく、まずは月単位で管理します。

  • 月初:今月やる範囲をざっくり決め、スマホにメモする(ToDoの形でOK)
  • 毎週:そのメモを見ながら、その週のやることへ落とし込む
  • 月末:月の進捗を確認し、遅れは月末で調整/詰めすぎなら計画を軽く見直す

これを繰り返すと、計画が「固定」ではなく「運用」になります。働きながら合格する人は、だいたいこの発想です。

週の立て直し手順:妻(1年計画)がやっていた「土曜保険」運用

立て直しが浅いと言われがちなのは、「崩れた時に翌週へ持ち越す」くらいで止まるからです。実際に回る運用は、もっと単純で強いです。

うちの妻(1年計画)は、週の設計をこうしていました。

平日:進めるだけ進める

平日は予定が読めません。だから「平日にできなかったら終わり」みたいな設計にしない。

基本は、隙間時間で択一式を進め、夜は座学をできる範囲でやります。(序盤の択一式だけの学習の期間は夜も択一式でOK)

記述式の学習に入っている場合は、座学できる時間はできる限り作図や計算の時間に充てます。

平日に回しやすい択一式の進め方(反復の型・解答テクニック)は、こちらにまとめています。

参考:択一式の勉強方法と解答テクニック

土曜:平日できなかった分の保険(回収日/バッファ日)

この土曜が、働きながら合格の心臓部です。

  • 平日が予定通りでなかった週:土曜で取り返す(遅れを週内で閉じる)
  • 順調に進められた週:土曜でバッファを作る(前倒しして事故耐性を増やす)

つまり土曜は「保険」です。ここがあるだけで、平日に崩れても精神的に折れにくくなります。

日曜:休む(メンタル的に休む日)

日曜を休みにするのは甘えではありません。長期戦では、日曜があることで月曜からまた回せます。

「休む日がある=続く」ので、結果的に総勉強量が増えます。

立て直しの具体手順:崩れた週はこう処理する

土曜保険を前提に、崩れた週は次の手順で処理します。

  1. 不足を明確にする:「今週やる予定だったのに未達のもの」を箇条書きにする(時間ではなく、タスクでOK)
  2. 土曜に回収枠を先に確保:まず土曜に「回収するもの」を決めて置く
  3. 回収できたら週を閉じる:日曜は休み。翌週へ疲労を持ち越さない

この運用の良さは、「崩れた週の遅れを、その週のうちに閉じられる」ことです。持ち越しが増えると、だいたい崩壊します。

体験談:直前期に「余白がない怖さ」を痛感した

私は半年で合格しており、勉強の密度は高めでした。言い換えると、バッファがほぼなく、余裕がありませんでした。

当時、フリーランスだったため、会社員ほど時間に縛られてはいませんでしたが、本番直前期(8〜10月)に繁忙期が来てしまいました。本番1週間前にどうしても外せないアポが連続で入り、いちばん詰めたかった時期に勉強ができなかったのです。

前日も朝から夜まで外回りで、帰宅してからは翌日の準備くらいしかできませんでした。

そして本当は、前日に一点だけ復習したい論点がありました。しかし、忙しくて叶いませんでした。

その年の建物の記述式が「建物合体登記」だったのですが、あまり出ない論点なので後回しにしていて、直前に確認だけしておこうと思っていたのです。

そして本試験で見事に建物合体登記が出ました。問題を見た時は震えました。

結果として合格はしていますが、直前ギリギリではなく、巻いて巻いて余裕を持ってやっていれば、心に余裕を持って解けたはずです。

この経験から、働きながらの人ほど「前倒し(バッファ)」の価値は大きいと感じています。

独学でも可能。ただ社会人は「第三者採点」を1回入れると安全

独学でも合格は可能です。ただ、社会人は時間が限られる分、遠回りのコストが重いです。

特に記述式は、自己採点だけだと「何がズレているか」に気づきにくいことがあります。

模試・答練のような第三者採点を1回入れると、

  • 答案の癖
  • 時間配分の弱点
  • 得点の取りどころ

が可視化され、修正が速くなります。何を選ぶかは人それぞれなので、選び方と特徴は比較記事にまとめています。

参考:土地家屋調査士の模試・答練比較(第三者採点でズレを直す)

予備校は「時間短縮」より「脱線しないレール」

予備校は、勉強時間を魔法のように短縮するものではありません。

ただ、働きながらの受験では、教材選びや優先順位で迷って脱線しやすいです。ここを防ぐという意味で、予備校は「レール」として機能します。

選び方(合う・合わないの基準も含めて)は、比較記事に集約しています。

参考:土地家屋調査士の予備校比較(脱線しないレールを作る)

💡 崩れた週に一番やってはいけないこと
「焦って、普段やらない長時間勉強で帳尻を合わせる」ことです。反動で翌日がゼロになり、週単位で崩れます。
復旧は、土曜の保険で週内に閉じる。順調な週は、土曜でバッファを作る。これがいちばん堅実です。

まとめ:働きながらでも合格できる

  • 働きながらでも合格は可能。鍵は崩れる前提の設計
  • 最初にゴールから逆算してデッドラインを決める(逆算→月→週)
  • 週の運用は平日:進める/土曜:保険(回収・バッファ)/日曜:休む
  • 順調な週ほど前倒しして、直前期の事故耐性(バッファ)を作る
  • 社会人は第三者採点(模試・答練)を1回入れるとズレが早く直る

次に読むなら:まずは「今の設計が回るか」を確認し、必要なら第三者採点でズレを潰す。教材選びで迷うなら、レール(予備校)を使って脱線を防ぐ。こういう順番がいちばん堅実です。

よくある質問(FAQ)

Q.土地家屋調査士は働きながらでも本当に合格できますか?
A. 合格できます。
ポイントは「毎日予定通り」前提で組まないことです。月→週で設計して、土曜を保険(回収日/バッファ日)にすると、崩れても週内に閉じられて回ります。
Q.勉強時間の目安はどれくらいですか?
A. 目安はありますが、数字より先に「回る運用」を作るのが大事です。
目安は800〜1200時間です。働きながらの場合、「理想の毎日」を積むより、崩れても戻せる仕組み(週の保険日・月末調整)を先に固めた方が、結果的に総量が安定します。
Q.独学と予備校、働きながらならどちらが安全ですか?
A. どちらでも合格は可能ですが、働きながらは「脱線しない形」を作れる方が安全です。
独学でも回せます。ただ、教材選びや優先順位で迷って「やることが増える」ほど、時間制約のある社会人は崩れやすくなります。迷いが出やすいタイプなら、レール(型)がある方が安定します。
Q.模試・答練は受けた方がいいですか?
A. 社会人は1回入れると安全です。
自己採点だけでは気づきにくいズレ(答案の癖、時間配分、取りどころ)を、第三者採点で早めに修正できます。特に記述式は、ズレに気づくタイミングが遅いほど痛手になりやすいです。

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