
「土地家屋調査士になりたいけど、予備校が多すぎて選べない」
「高いお金を払うんだから、絶対に失敗したくない」
そんな悩みを抱えていませんか?
ネットで検索しても、アフィリエイト目的の「やったこともない人」が書いたランキングばかりで、どれを信じていいか分かりませんよね。
この記事では、現役の土地家屋調査士として事務所を経営する私が、プロの視点で「今、自分が受験生ならここを選ぶ」という基準で予備校を厳選・比較しました。
この記事を書いている人(管理人)
- ✅ 現役の土地家屋調査士 兼 行政書士
- ✅ 開業済み(事務所売上1,000万円超)
- ✅ 妻も現役の土地家屋調査士
- ✅ 試験は独学・半年で一発合格(85/100点)
私は独学で合格しましたが、正直に言います。
「今の難化した試験に半年で受かるなら、間違いなく予備校を使います」
独学は教材選びや法改正のキャッチアップに膨大な時間を奪われるからです。
最短ルートで合格し、早く実務で稼ぐために最適な「投資先」としての予備校を紹介します。
失敗しないための5つのチェック項目
- いつ受験をするか? → 今から始めるなら「2026年合格目標」が標準です。
- 今の自分のレベルは? → 法律初学者なら「フルパック」、学習経験者なら「中上級・答練」を選びましょう。
- 測量士補はどうするか? → 未取得なら「測量士補講座付き(W合格)」のコースが必須です。
- 学習スタイルは? → 働きながら隙間時間で学ぶなら、通学より「Web通信講座」一択です。
- 給付金制度を使うか? → 雇用保険加入者なら受講料の20%が戻る「教育訓練給付制度」対象講座か確認しましょう。
【一目でわかる】主要3社の料金・特徴比較一覧
「まずは全体像と相場を把握したい」という方のために、主要3社の全コース比較表を作成しました。
細かくコースが分かれていますが、この後それぞれの特徴と「結局どれを選べばいいか」を詳しく解説しますので、まずはざっと眺めてみてください。
※表は横にスクロールできます
表を見て「種類が多くてよくわからない」「自分に合うのはどれ?」と思った方も安心してください。
次項から、「初学者ならこれ」「学習経験者ならこれ」とズバリ結論を出していきます。
パターンA:測量士補を持っていない人(初学者)
| 予備校名 | 講座名 | 通信/通学 | 料金(円) | 返金制度 | 給付制度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京法経学院 |
土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座 合格講座フルパック |
通信/通学 | 597,500~ 666,800 |
〇 (総合コース(ハイレベル答練含む)) |
× |
| 土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座 合格講座パックA |
通信/通学 | 341,000~ 371,800 |
|||
| 土地家屋調査士+測量士補 超短期合格講座 合格講座パックB |
通信/通学 | 349,800~ 381,500 |
|||
| アガルートアカデミー
|
ダブル合格カリキュラム/フル | 通信のみ | WEB: 448,800 |
〇 | × |
| ダブル合格カリキュラム/ライト | 通信のみ | WEB: 327,800 |
〇 | × | |
| LEC
|
初学者向け 土地家屋調査士&測量士補 W受験コース |
通信/通学 | WEB: 385,000 ※他メディアあり |
× | 〇 |
※表は横にスクロールできます
パターンB:測量士補を持っている人(免除者)
| 予備校名 | 講座名 | 通信/通学 | 料金(円) | 返金制度 | 給付制度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京法経学院 |
土地家屋調査士 新・最短合格講座 | 通信/通学 |
MP4: (答練通学タイプは314,200) |
〇 (総合コース【A1】【A2】) |
× |
| 土地家屋調査士 本科 | 通学 | 202,400~ 599,500 |
× | × | |
| アガルートアカデミー
|
一発合格カリキュラム/フル | 通信 | WEB: 393,800 |
〇 | × |
| 一発合格カリキュラム/ライト | 通信 | WEB: 272,800 |
× | × | |
| 合格総合講義 | 通信 | WEB: 162,800 |
× | × | |
| LEC
|
土地家屋調査士合格コース | 通信/通学 | WEB: 319,000 ※他メディアあり |
△ | 〇 |
※表は横にスクロールできます
- WEB/DL/MP4…PCやスマホで講義動画を見る形式
- 全額返金制度…合格すれば受講料が戻ってくる制度(諸条件あり)
- 教育訓練給付制度…国から受講料の20%等の補助が受けられる制度
予備校選びで迷う時間を、勉強時間に変えよう
以前は5社以上の予備校を掲載していましたが、2026年合格目標で自信を持っておすすめできるのは、実質以下の3校に絞られます。
あれこれ資料請求して迷う時間はもったいないです。
以下の3校から、自分の「予算」と「学習スタイル」に合うものを選べば間違いありません。
1. 東京法経学院:合格者数No.1の王道
「迷ったらここ」と言える、業界最大手です。
私自身の実務家としての感覚でも、合格者の多くがここの出身者であることは間違いありません。
カリキュラムはハードですが、これをやりきれば確実に合格レベルに達します。
2026年目標コースはすでに開講しています。東京法経の真骨頂である「答練(実戦演習)」はレベルが高いため、来年2月の答練開始までに基礎を固め終えるには、早い時期からのスタートが必須です。
あなたにおすすめのコースはこれ
ご自身の状況に合わせて、以下の2択から選べば失敗しません。
測量士補の試験対策から、調査士の記述式・答練まで全て含まれたオールインワンパックです。別途教材を買い足す必要は一切ありません。
余計なものを省き、調査士試験だけに特化したコースです。基礎講義から答練まで、合格に必要なものだけが凝縮されています。
価格の目安(2026年合格目標)
| コース名 | 対象 | 一般価格(税込) |
|---|---|---|
| 合格講座フルパック | 初学者 | 597,500円~ |
| 総合コース | 免除者 | 304,500円~ |
※2025年12月時点の定価。キャンペーン等で変動あり。
【緊急】12月15日まで!「合格講座パックプラン」が最大20%OFFのキャンペーン実施中!
2. アガルートアカデミー:次世代のスタンダード
近年、猛烈な勢いで合格者を増やしているのがアガルートです。
最大の特徴は、他校にはない「徹底的なスマホ学習の最適化」にあります。
調査士受験生の悩みである「重い紙の問題集」から解放されます。
アガルートには業界でも珍しいオンライン演習機能(TOKERUKUN)が標準装備されています。
- ✅ 一問一答形式で、ゲーム感覚で過去問を回せる
- ✅ 学習履歴が残るので、弱点が一目でわかる
- ✅ 通勤電車や昼休みが、そのまま「勉強時間」に変わる
「机に向かう時間が取れない」「隙間時間で効率よく合格したい」という20代〜40代の社会人にとって、これ以上の学習環境はありません。
あなたにおすすめのコースはこれ
測量士補と調査士を1年で両方取るためのプラン。アガルート受講生の多くが選ぶ、コスパNo.1の看板講座です。
測量士補の講義を除いたプランです。「定期カウンセリング」などのオプションをつけることも可能です。
価格の目安(2026年合格目標)
| コース名 | 対象 | 一般価格(税込) |
|---|---|---|
| ダブル合格カリキュラム | 初学者 | 382,800円 |
| 一発合格カリキュラム | 免除者 | 327,800円 |
※2025年12月時点の定価。ここからSALE価格になることが多いです。
お得な情報:
他資格(宅建・行政書士など)合格者や、他校からの乗換で最大20%OFFになる制度があります。対象者は公式サイトでチェック!
3. LEC(東京リーガルマインド):圧倒的な安さと安定感
「とにかく費用を抑えたい」「でも大手じゃないと不安」という方にはLECが最適解です。
LECの最大の特徴は、期間限定の「早期割引」の割引額が大きいこと。
教材や講義の質は法律系予備校ならではの安定感があり、「過去問分析」の精度には定評があります。
あなたにおすすめのコースはこれ
初学者がゼロから両方の資格を取得するためのコース。法改正対応も早く安心です。
インプット講義とアウトプット(答練)がバランスよく配置された標準コースです。
価格の目安(2026年合格目標)
| コース名 | 対象 | 一般価格(税込) |
|---|---|---|
| W合格コース | 初学者 | 368,000円 |
| 合格コース | 免除者 | 303,000円 |
※2025年12月時点の定価。ここから早期割引で大きく下がります。
【見逃し厳禁】2026年2月末まで!早期申込割引で受講料が大幅ダウン中。月が変わると割引率が下がるので注意!
4. その他の予備校(日建学院・早稲田法科など)について
「予備校は他にもあるんじゃないの?」と思われる方もいるでしょう。
もちろん、私は日建学院、早稲田法科専門学院、金子塾、まいれぼ等のカリキュラムも全てチェックしています。
その上で、今回はあえて「Web学習中心の社会人が、最短合格を狙うなら」という基準で上位3校に絞りました。
参考までに、他の予備校を「今回メインで推さなかった理由」も正直に書いておきます。
日建学院
知名度は抜群ですが、基本スタイルが「通学(教室で映像を見る)」です。
学費も高額になりがちで、仕事の合間にスマホでサクッと勉強したい現代の社会人受験生には、アガルートやLECのWeb通信講座の方がマッチすると判断しました。
早稲田法科専門学院
歴史ある名門校ですが、Web学習システムやスマホ対応の面で、上位3校と比較すると少しクラシック(アナログ)な印象です。
「紙のテキストと通学でじっくり学びたい」という方には選択肢に入ります。
まいれぼ(学習経験者向け)
初学者向けのフルパッケージというよりは、学習経験者(リベンジ組)が「答練」や「弱点補強」のために使うのに適しています。
もしあなたが「あと一歩で合格できるのに」という中上級者なら、検討の価値は大いにあります。
結論として、これから合格を目指す大半の方(特に初学者)にとっては、カリキュラムの網羅性とコスパのバランスが良い「東京法経・アガルート・LEC」の3強から選ぶのが最も安全なルートです。
まとめ:迷ったら「行動」したもん勝ち
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ここまで読んだあなたは、本気で土地家屋調査士を目指しているはずです。
どの予備校も安くはありません。迷うのは当然です。
しかし、断言します。
「どの予備校を選ぶか」で悩む時間よりも、「一日でも早く勉強を始めること」の方が、合格への影響は100倍大きいです。
私は独学でしたが、もし今から受験するなら、間違いなく以下の基準で予備校を選び、即座に学習を開始します。
- 絶対に失敗したくない、王道でいくなら
→ 東京法経学院 - スマホで効率よく、スキマ時間で合格するなら
→ アガルートアカデミー
- 費用を抑えつつ、大手の安心感も欲しいなら
→ LEC
あとは、あなたの決断次第です。
来年の合格者一覧に、あなたの名前が載ることを心から応援しています。